あらすじ
母を亡くし、祖父母に大学まで出してもらった僕は、小学校の教師になった。東京で一人、生きていくために選んだ仕事。だが29歳の春、ある出来事をきっかけに教師をやめることになる。そして、人との関わりを避けるように夜勤のある警備員に転職した。不規則な生活にも慣れてきたころ、商業施設の巡回中に、小学生の女子がおばあさんのかばんを盗るところを目撃してしまう。その少女が幼いころの僕の姿に重なって……。挫折を知った青年の新たな一歩を描く心あたたまる感動長編。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
人のために善を尽くしていれば、いつか自分に返ってくる。主人公が教えてくれた。線引きが難しいが、主人公はしっかりと線を超えないようにしていたと思う。
人には光があり、陰もある。
どちらも同じ人のなかにある。それは変えられない。
せめて光に優勢を保たせる努力ぐらいは、するべきかもしれない。
動けば光も射す。