無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
最後の解説にも書かれているように現実にもいる普通の元教師であり、現警備員である圭斗の心優しい物語。
寛容で心優しすぎる。それ故に幼少期にお母さんが帰ってこなくても我慢したし祖父母に負担をかけないように地元の公立高校、大学に通い、教師となってからはストーカーされている保護者とその児童のために相談に乗り彼女の彼氏役になってストーカーに警告し最後には教師をやめ、警備員になってからも置引しようとする女の子を置引犯にしないようにしたりやめるように柔らかく言ったり。
側から見たら自分が優しすぎるし教師を辞めることになって可哀想だし我慢しすぎだと思うかもしれないが、彼は常に冷静で元教師である彼が警備員になったからこそその女の子や万引きしそうな男の子を陰から光へ導けたのだと思う。人生無駄なことってないなと感じた!!今度は彼がたくさんの人に救われて幸せな人生を送ってくれたらいいなと思った!
Posted by ブクログ
今回も最高でした!
やっぱり小野寺さんの文章が個人的に1番好きなだな〜。
圧倒的なヒーローは登場しないし、劇的な展開もないし、探したらすぐ会えそうな人たちばかりなのになぜか引き込まれる。
今回は母を亡くし、祖父母に育ててもらった僕が東京で教師になり、ある出来事をきっかけに辞めるお話。教師時代とその後の警備員時代。章ごとに入れ替わる物語が終わりに向かうにつれ、少しずつ噛み合っていきました。
身近にあるようなお話の中に光と影、善と悪、主観と客観のような壮大なテーマの対比のようなものが盛り込まれており、文章以上に考えさせられてしまいました。自分が善いと思ってした行動が世間的には悪だったり、助けたつもりがおせっかいだったり…。必ずしも気持ちと結果が関係していないこのなんとも言えない感じが北村の人生を通してガンガン伝わってきました。
ちょびっと恋愛要素も入りつつ、北村の人生をもっと見ていきたいな。そう思っちゃうお話です。
「人には光があり、影がある。どちらも同じ人のなかにある。それは変えられない。」
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。