【感想・ネタバレ】花檻の園のレビュー

あらすじ

大正14年新世界。中学生の朔哉は母譲りの美貌でもてはやされているが、
“見世物”のようで不満を抱いていた。ある日、遊園地「ルナパーク」の跡地に行くとなぜか眩い光を発して蘇っている。
その日から奇妙なことが起こって――

横溝正史ミステリ&ホラー大賞三冠作家による、新たな恐怖と悲哀

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Posted by ブクログ

ネタバレ

耽美な美少年ホラー、なんだろうか。
妖艶さと痛さと…という感じで怖さはないけど美しい世界観だった。花に痛みがあるのは怖すぎる。
同級生達、信者的な雰囲気はあったけど集団で押さえ付けて花をむしられるシーンでは花のせいで狂ってしまってるのかと思ってた。最初から最後まで朔哉が美しいせいなのね…。どれほど美しいのか見てみたい。
今だったら何か診断がつくであろう姉のお世話、姉の死後はその願いによって後遺症…なんて過酷な人生。それでもいつか姉に再会したかったんだね…。

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2026年08月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

谷崎潤一郎『細雪』が大阪・船場の洗練された綺羅びやかで絢爛な世界だとしたら、こちらの舞台は大阪・新世界
下町の猥雑な街並みに怪奇や幽玄はよく似合う

美しい少年・朔也の身体に1本、2本と生えてくる花の芽
竜胆、藤、蓮華、雛芥子、芍薬 ―― 花の名前を漢字で連ねるだけで、妖しく幻想的な空気が立ちのぼる

千切っても千切っても生えてくる花々が朔也の全身を包むとき...

濃厚な花の香がふわりと漂ってきたような錯覚を覚える一冊だった

If Jun'ichirō Tanizaki's The Makioka Sisters portrays the refined, dazzling, and sumptuous world of Osaka's Semba district, this novel unfolds in Osaka's Shinsekai.
Even the rough, chaotic streets of the old downtown seem perfectly suited to the strange and the ethereal.

Flower buds begin to sprout, one by one, from the body of the beautiful boy Sakuya.
Gentian, wisteria, lotus, poppy, peony — simply stringing together the names of these flowers in kanji evokes an eerie and fantastical atmosphere.

When the flowers that keep growing back no matter how many times they are plucked begin to envelop Sakuya's entire body...

It was a novel that left me with the uncanny sensation of a rich floral fragrance gently drifting through the air.

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2026年07月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

3.7
不思議な話だったけど面白い。
男子校なのか、美しさは罪よな。
どんだけ惑わす見た目をしているんろう朔哉。花をみんなにもぎ取られるとかレイプと同じやん!って思ってしまった。
これも大正時代なんよね。
次の作品は何だろう?楽しみに待つとしよう。ちょっとだけ夜市を思い出した。

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2026年07月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スコッパーの女を読み終わったら、おすすめで出てきたので読んでみた。
ホラーは山白朝子さん以外読んでないのでドキドキしたが、大正時代、美少年が描かれていて、楽しんで読めた。文章も読みやすく、関西弁の台詞も心地よい。
美少年の主人公の落ち着いた物腰も心地よかった。

身体から花が生えてきて、抜いたり切ったり摘もうとすると、身を引きちぎられる痛みと出血を伴うという。
それなのに、皆のアイドルである朔哉の花を同級生達は摘んでいく。他の同級生とは違う友達になれそうだと期待していた青路は、その様子を羨ましそうに見ていた。
なんとも不気味なシーンだった。
すっきりしないラストだったけど、それでも楽しめた。

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2026年05月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

谷崎潤一郎のような作品で美少年が姉に取り憑かれてしまう。ネタバレ??の気もするが身体に花が咲きむしるなら痛みが生じとっても生えてくるという禍々しい呪いに解決策もなく苦しむ。
幻想的な世界だった。

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2026年05月02日

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