あらすじ
クローゼットから世界へ。歌い手・Adoの軌跡と、 心の奥にいる“私”の真実を描く、初めてのノンフィクション小説。
【Adoコメント】
この度、私の人生を描いた小説が発売されます。
自分としては、やっとこの話ができて嬉しい気持ちです。
『うっせぇわ』でメジャーデビューする前の話や、どこでボカロと出会ったのか、どうして歌い手になろうと思ったのか、どうして私は私のことが嫌いなのか……。
これまでAdoとして明かしてこなかったことが、この『ビバリウム』に詰まっています。
クローゼットという箱庭で私が見てきたものを、皆さんにも覗いてもらいたいです。
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Posted by ブクログ
海外旅行の行きの飛行機のお供に購入した本。もともと音楽が好きで、Adoには興味があった。
彗星のごとく現れて、ヒット曲を連発。ついには海外レーベルとの独占契約も果たし、そのカリスマ性に非常に興味があった。
Adoも普通の人間であった。学生時代は集団生活になかなか慣れることができず、ただその中で自分の考えや思っていること、大切にしていることを貫き、そして両親もAdoの個性を大事にしてくれていた。
しかし、その後、その両親たちがいろいろな障壁になるということもとても面白かった。自分の人生においても、両親の考えや教育などぶつかり合うことがほとんどで、自分が物心ついて、大学生を過ぎた頃でも、お互いに意見が合わず、 微妙な雰囲気であった。しかしその時も親との距離感を感じていたが、自分の考えややりたいことを貫いて、今があると思っている。ただ親が産んでくれなければ今の事はないと思うし、少しずつ恩返しができればいいなと思う。
Adoも似たような感じで、Adoは歌が好きで、その歌で自分の人生を切り開く決意を固めていた。そしてそれに賛同してくれる周りの協力者たちのおかげで、スター街道を駆け上がった。
やっぱり自分の人生は自分でその道を決めるべきだし、その道を貫いて、まっすぐに進むことで、その心構えや気持ち、夢に向かって賛同してくれる人が現れる。
今までの自分の人生が間違っていなかったと改めて実感ができる本でもあったし、今後自分が子供を持って教育すると言う観点からしても、この後の辞典は非常に参考になるものであった。
Adoのことにより興味を持ったし、できればライブに行ってみたり、曲ももっと知ってみたいと思った。
Posted by ブクログ
いまや世界的アーティストとなったAdo。自伝的小説だけど、ほぼほぼノンフィクションだと思う。あまりに生々しい告白であり、人間くささと覚悟を感じる一冊だった。ボカロにハマり、クローゼットの中で録音した「歌ってみた動画」をアップロードする日々。そこから脱却したのではなく、しっかりと今も延長上にいることがわかった。格好良いよ。
Adoという名前は狂言の脇役を表す言葉「アド」に由来しているらしい。もうすっかり僕の人生の脇役となり、最高の歌声を届けてくれている。
内容は、Ado自らが語った半生をもとに、作家・小松成美さん3年に及ぶ取材を重ね書き下ろしたもの。衝撃を受けたボカロとの出会い、アーティストでもアイドルでもなく「歌い手」を選んだ理由。そこには必然性があったように感じる。
家族に溺愛されたがゆえに、周りと「普通」がちがい馴染めめず、不登校となった学生時代。教師やアクターズスクールの先生からの心無い言葉に傷つく日々。しだいに仲が悪くなる両親。誰からも理解されずに苦しむ感情は、その時のまま、真空パックされて歌声として届いている。
本当に所属事務所のクラウドナインCEO・千木良さんと出会ってくれてよかったと思った。千木良さんの何があってもAdoの歌声を信じる姿勢にグッとくる。徹底的にAdoのやりたいことに寄り添い、気持ちよく歌ってもらうことに全力を尽くす。仕事とはいえなかなかできることじゃない。
Posted by ブクログ
自信が無くて行動に移せない人、自分が嫌いな人、何か夢を追い続けてる人…とにかくいろんな人に読んで欲しい1冊。
「うっせぇわ」の印象でしかAdoちゃんを知らない人は本当に損してる。
壮絶な家庭環境でしたね…、とても辛かったでしょう。ネットに逃げる気持ちもとても共感しました。
それでも憧れの人と同じ舞台に立ちたいと夢見る少女が、努力して夢見た舞台に立って、更なる高みを目指しつつ、自愛を探し求めている。本当に赤裸々に書かれていた。心無い言葉をかけられても、それでも夢に向かって突き進む姿はただ尊敬しかありません。
彼女はボカロのため、日本の大事な文化のため、歌を世界へ発信している。顔出しなんてしなくたって、歌声で証明してきた。今後の活躍から目が離せない。ぜひグラミー賞を受賞してほしい。
私も今日を精一杯生きようと思えました。
Adoちゃんありがとう。