【感想・ネタバレ】作者不詳 ミステリ作家の読む本 下のレビュー

あらすじ

古書店で入手した不思議な同人誌「迷宮草子」。読み進める三津田信三と飛鳥信一郎だが、謎を解いたと思っても、怪異は明らかに現実を侵食している。読み進めるごとに不穏さはまし、さらには本そのものに隠されたメッセージにも二人は震撼する――。「迷宮草紙」に隠された恐ろしい秘密とは。読む者をも巻き込む恐怖の物語。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

読み始めたら最後、行方不明になってしまう「誰も最後まで読めない同人誌」を読まされながらかつ、作者と同じ名前の登場人物の目線で話が進むからこその不気味な没入感がとても惹き込まれた。
普段あまりホラーを読まないが、ミステリーが加わることで先が気になり、恐怖からくる早くしなければという焦燥感でイッキ読みしてしまった。

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2026年06月24日

Posted by ブクログ

下巻。
「首の館」が面白かった。まさに正しいテンリトルインディアン型ミステリ(…と言うらしい)こんなんなんぼあってもいいですからね。ノベルス版とラストの展開は違ったのかな、こんなラストだったっけな、全然覚えてない。講談社版でも文庫が出てるので、そっちとも展開が違うのかも気になる。なんてったって迷宮草紙は読んでいるうちに内容が変わってしまう本みたいなので…。
読み応え十分で久々に三津田ワールドにどっぷり浸れました。満足。

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2026年05月03日

Posted by ブクログ

 奇っ怪な同人誌『迷宮草子』に纏わる謎解きと現実を侵食する怪異を中心に読み進めていたら、予想外の方向からの衝撃と本そのものに隠された意図がこちらを引きずり込むような不気味さで、本格ミステリー好きにもホラー好きにもお勧めしたい作品だった。

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2026年03月06日

Posted by ブクログ

(上巻レビューから続く)

色々マイナスなことを書いていますが一番良くないなーと思うのは、この作品は特に「信用できない語り手」ものなので、読んでる時の違和感が「どうせこの著者は文体が変だから」と、違和感じゃなくて不快感として処理されるてしまうことです。

これは非常に問題です。というのも、読み手の常識としては、「信用できない語り手」ものっていうのは、作者の企みに読み手が見事に引っかかってしまい、謎解きパートで真相が語られた時には、読み手は膝を打って「ぜんぜん気づかなかった!」とか、「そっちか!やられた!」とか負け惜しみを言ったりと、楽しい瞬間になるはずなんですよ。

しかしこの作品は、謎解きパートで「その違和感(不快感)、そこがまさに引っかけ部分だった」と解題されても、「あっそ・・・文章が変なのか、それともわざわざ変に書いてるのか、まったく区別つかんし、肝心の謎解きパートも、文章は相変わらず変だし」ということで白けて終わってしまいます。

というか「信用できない語り手」による作中作はそこそこ不快なりに楽しんでたのに解題部分で白ける構造になってしまっています。

きついこと言うと、「まじでどこで楽しめばいいのかわかりませんでした」ということになります。

それでも★3つつけたのは上巻レビューとの繰り返しですが、材料は悪くないと思うことと、さらに付け加えるなら、昔の作品なので後続者が似た題材でもっと良い作品を出しまくっているのを読んだ後でこれを読んでも物足りなくなるのは当然かもしれないということで★3です。

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2026年08月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】
 第五話「朱雀の化物」 筆者不詳
金曜日
土曜日〈午前〉
 第六話「時計塔の謎」 舌渡 生
土曜日〈午後〉
 第七話「首の館」 裕
日曜日
 編集後記
『迷宮草子』
『作者不詳』 

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2026年08月01日

Posted by ブクログ

おーなるほど。
ラストはぞくりとした。
けども、もっと本の怪異に立ち向かう話かと思っていたのに、本当に各章の謎解きだけだったのがちょっと残念。
読者がどんどん行方不明になるとか盛り上がったのになぁ。
いや、ラストも本の力がすごかったのでよかったんだけど!なんかもう一捻りほしかった。

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2026年04月02日

Posted by ブクログ

謎を解いたと思っても、怪異は明らかに現実を侵食している。読み進めるごとに不穏さはましていく。全ての謎を解いても呪いが完全に解けるのではないという最後はなるほどと思った。初読み作家さんだったので他の作品も読んでみようと思う。

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2026年03月04日

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