【感想・ネタバレ】館花詠子はアンティークに恋してる 函館洋館の懐古録のレビュー

あらすじ

「あなた――『視える』んですね?」

北海道・函館。
海風薫る異国情緒溢れる港町に住む大学生・日野桃吾は、祖父の死をきっかけに、美しい女性・館花詠子に出会う。
けれど彼女はアンティークを”愛し過ぎる”人だった。

「私は、何もかもを知り愛したいの」
――たとえそれが”曰く付き”だとしても。

巻き込まれた桃吾は、今日も詠子とともに謎を解いていく。
時には切ないこともあるけれど、古き物に宿った想いに向き合いながら――。

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Posted by ブクログ

「みえて」しまう大学生の桃吾。
なんか、いい人すぎて心配になってしまう。
怖い思いをしながらも、詠子に振り回されながら、アンティークに残された「思い」を読み解いて解決していく。
『弁当屋さんのおもてなし』とは、まったく違う雰囲気の作品で、むしろ、詠子さんは櫻子さんのようだった。
アンティークへの偏愛ぶりといい、周囲を振り回すところといいw
最終話では、桃吾本人の家族の問題も解決に向かうようで一安心。

0
2026年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アンティークに纏わる何かしらの謎をアンティークに関する膨大な知識を基に紐解いていく話かと想像していたら毛色が違った件。
寧ろホラーに近い。
正しくは、アンティークに憑りついた霊的何かの障りをどうにかするために割と体を張って頑張る話だった。
結構実害が出ているゆえに読んでいて気が気でない。
また最後に少しは和解できるとはいえ、叔母さんの言動が主人公にとっては悪意があって、それもしんどかった。
いや、内情が分かったからと言って好きになれるかはまた別問題なんだが……息子はいい子なのに。

詠子さんもなかなかに個性が強い。
全然立ち止まってくれない人なので、これも読んでいてしんどい。
少しは人の話を聞いてくれとは思った。
よく彼女のことを突き放さなかったよ主人公……きみは偉い。

ともかく、予想と違った作風、濃いキャラに胃もたれ気味という不思議な感覚だった。
おかしい、アンティークをじっくり味わう筈だったのに。
アンティークの知識は確かに凄かったんですけども。
無性に「くま弁」の世界が恋しくなりました。

0
2026年03月07日

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