【感想・ネタバレ】空気の中に漂うように存在する つれづれノート(48)のレビュー

あらすじ

穏やかな日々がたんたんと過ぎていきます。そんな毎日の中でいちばん好きな時間は、夕方の温泉帰りのひとときです。今回のカバー写真は、その時に見ている景色を選びました。車を停めている駐車場から見える堤防のベンチ。木と木のあいだの空をエンジンをかけながら眺めます。そこから堤防沿いの道を走ると、遠くの山は青、近くの堤防は緑。右の方から夕日が射してなんとも平和な気持ちになります。遠い昔の記憶のように。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

銀色さんのつれづれノートは、日常の中に静かに漂う楽しみのひとつ。前にも書いたけど、4月と10月になると、そろそろだなってわくわくしている自分がいる。ずっと読み続けていないと共感しにくい本かもしれないけれど、読み続けている読者にとっては、その時期が来たら本を買って、ゆっくり読むこと自体が生活の一部。自分の人生にすっかり馴染んだ、毎年のルーティーンだ。

今回、銀色さんのYouTubeチャンネルでご本人も驚いていたけれど、写真が真ん中ではなく最初に入っている。製本の都合で急遽そうなったらしい。今までは、楽しみではあるけれど最初はなるべく写真を見ないようにして、ある程度読み進めてから「お楽しみ」として写真を見る、というのが自分の読み方だった。銀色さんもいろいろ考えて、あえて真ん中に配置してくれていたんだろうなと思うから、急に変わったことへの戸惑いもよくわかる。つれづれを読む時のお作法というか、流れが確かにあった。でも今後は真ん中は難しいとのことなので仕方ない。きっとすぐ慣れると思う。

相変わらず面白くて、ハッとする言葉も多い。付箋をすぐ使えるようにしながら、読み進める必要がある本だ。今回は序盤、2025年2月頃の石破政権についての記述で、「日本の政府って国民を助けようとしていないように見える。まるで敵みたい。内側からどんどん壊されていっているような……」という銀色さんの感想が出てくるのだけど、まったくそのとおりだなと思って驚いた。当時の言葉なのに、今、高市政権に代わったタイミングで読むと、銀色さんの言っていることがより身に染みる。高市首相が寝る間も惜しんで国民のために頑張っている姿から、これまでとは違って「国民を助けようとしている」ことが伝わってくるから、さすが銀色さんは鋭いなと思う。

日記なので少し前の時間をたどりながら読むことになるけれど、こうして銀色さんがその時に何を思っていたのかを知るのも、気づきがあっていい。時間差で読むからこそ、つれづれノートは面白いのかもしれない。

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2025年12月23日

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