【感想・ネタバレ】ジェノサイド 上のレビュー

あらすじ

2012年版「このミス」1位! 超弩級エンタテインメント!!イラクで戦うアメリカ人傭兵と日本で薬学を専攻する大学院生。二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。一気読み必至の超弩級エンタメ!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

相当な力作であり、上質なエンターテインメントだと感じた。特に上巻が素晴らしい。映画になってもおかしくないレベル。
人類滅亡の危機につながりかねない新種の生物がアフリカで発見されたという報告に、冒頭から強く惹きつけられる。
ホワイトハウス主導の作戦のもと、傭兵部隊がアフリカへ派遣されるが、その任務はウイルスに感染したピグミーの抹殺であり、新種の生物との関係は当初は見えない。一方、日本では父を亡くした大学院生が、謎に包まれた父の研究を引き継ぐことになるが、こちらも新種の生物とのつながりは不明のまま進んでいく。
上巻ではやがて新種の生物の正体や謎は次第に明らかにされていくが、その過程に圧倒的なリアリティ、迫力、スピード感があり、読んでいて非常に面白かった。

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2025年09月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

神SF小説。時間がある時にまた読みたい。
だいぶ前に読んだからうろ覚えですが、たしかこの物語ではウイルスが兵器になっていて、「完全にコロナやん」と、SF小説の未来予測スキルの高さに感動した記憶があります。

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2025年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

グレゴリー・S・バーンズ
合衆国大統領。

サミュエル・ギブソン
海軍中佐。

メルヴィン・ガードナー
初老の白人男性。科学技術担当大統領補佐官。博士。

チャールズ・ワトキンス
国家情報長官。

ロバート・ホランド
CIA長官。

ジョナサン・“ホーク”・イエーガー
ウエスタン・シールド社から要人警護の任務を割り振られた。“グリーンベレー”出身。

マクファーソン
護衛隊リーダー。

リディア・イエーガー
イエーガーの妻。
リスボンで入院中の息子に付き添っている。

ジャスティン・イエーガー
イエーガーの息子。肺胞上皮細胞硬化症という難病を患う。余命一ヶ月。

アル・ステファノ
宿舎の管理責任者。

ウイリアム・ライベン
ウエスタン・シールド者の取締役。

アントニオ・ガラード
肺胞上皮細胞硬化症の世界的権威。ジャスティンの主治医。

古賀研人
大学院生で創薬化学で有機合成の研究をしている。亡き父が残したメッセージに従いGPCRの作動薬創薬に取り組む。

古賀誠治
研人の父親。三鷹駅で胸部動脈瘤破裂により死亡。ウィルス学の大学教授。一人息子にやりかけの仕事を託す。

菅井
古賀誠治の友人。大手新聞社の科学部記者。生前の誠治から『ハイズマン・レポート』について尋ねられ、調べるように頼まれていた。

園田
研人の担当教授。五十代後半。

西岡
研人の指導係。博士課程二年。

マイク・シングルトン
作戦部長。

スコット・“ブランケット”・マイヤーズ
イエーガーの部下。衛生兵担当。元合衆国空軍のパラレスキュー所属。

ウォーレン・ギャレット
イエーガーの部下。通信担当。元合衆国海兵隊の武装偵察部隊所属。実は現役の“ブルー・バッジャー”。CIA局員。

ミキヒコ・カシワバラ
イエーガーの部下。通称『ミック』。破壊工作担当。元自衛官でフランス外人部隊に所属していた。

香織
研人の母。

チェンバレン
副大統領。

ラティマー
国防長官。

エイカーズ
大統領主席補佐官。

ウォレス
大統領主席法律顧問。

ウガンダ人の青年
ロジャーと名乗る人物から、コンゴに車と食料を運ぶ仕事の依頼を受ける。

ロジャー
イギリス人。

河合麻里奈
研人が学部生時代、英語サークルで一緒だった。研人が好意を持つ相手。

土井明弘
研人が学部生の頃の友人。今は臨床系の部屋にいる。研人と正勲を引き合わせる。

ジョゼフ・R・ハイズマン
『ハイズマン・レポート』の作成者。現在は隠棲中。

ジャック・ライリー
ベトナム帰還兵。

ナイジェル・ピアース
アメリカ東部の大学で、人類学の教授をしている。ピグミー族と共に暮らし、生態を研究している。

吉原
研人が学生時代のコンパで何度か顔を合わせたことがある先輩。

小林舞花
六歳。肺胞上皮細胞硬化症の末期。

坂井友理
研人の前に現れた謎の女性。誠治の知人だというが、誠治の同僚たちはその存在を知らない。

浜崎
誠治の知人。多摩理科大学の助教授。

トーマス
運転手。

李正勲
韓国人留学生。日本語が堪能で創薬化学とコンピューターに通じる。

アーサー・ルーベンス
『ネメシス作戦』担当の若き政務官。『ハイズマン・レポート』の真実に迫る。

エルドリッジ
監督官。

アキリ
ピグミー族の少年。通称『ヌース』。

ストークス
軍事顧問の大佐。

フランク・ヒューイット
画像解析担当。

エシモ
ピグミー族。アキリの父親。




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2025年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ジェノサイド上巻。これまでSFというジャンルを読んでこなかったので新鮮に感じました。タイトルにもある通り、初めは新型ウイルスの蔓延で人類滅亡という流れになると思いきや超人類という現生人類には到底理解に及ばない生物の出現により、国家のバランスが崩れるかもしれないといった壮大な物語でした。下巻に期待です

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2025年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

13階段が面白かったので、こちらにも挑戦。

冒頭からアメリカの大統領が登場し、
他の登場人物もカタカナで難しい役職の
登場人物たち。
そこで既に身構えたところに
政治の話がはじまり、手汗がダラダラ。

日本に舞台が移って、ここはまだ読めそうだと安心したらややこしい化学の話が始まって

これは、阿呆なわたしが手を出していい本なのだろうか…?と震えながら読み進めていましたが、
ひとまず
理解できなさそうな難しい話は薄目を開けながら
ぼんやりと分かればよしとし、読み進めていくことにしました。

3分の2までさしかかると
ワクワクする急展開でそんなこと気にならなくなりました。
挫折せずに最後まで読んでよかった。

イェーガー・けんと達は無事
平和と幸せを手に入れることができるのか…
下巻も楽しみです。

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「繁殖すれば全人類が絶滅の危機に瀕する生物がアフリカに出現」という冒頭から、謎の製薬プランを任されてしまった青年と、謎の生物の抹殺を命じられた傭兵チームの2視点で進行していく。

社会派戦争ものかと思ってたら、SF小説だったので面食らった。

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2025年03月04日

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