【感想・ネタバレ】濱地健三郎の奇かる事件簿のレビュー

あらすじ

濱地健三郎には鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。彼の事務所には、奇妙な現象に悩む依頼人のみならず、警視庁捜査一課の刑事も秘かに足を運ぶほどだ。旅先で依頼人を一目惚れさせた、黒猫のぬいぐるみを連れた美女の悲しい真実。いるはずのない存在に頭を抱える刑事のため、濱地が推理した霊の目的。ベテランの拝み屋から頼まれた、洋館で人を襲う危険な霊との対決。濱地と助手のコンビが、スリルに満ちた捜査の先に、驚くべき真相を解き明かしていく――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

第四弾とも来ると、読んでいて安心感が出てくるのが良いなぁー。短編集なので覚える事が少なくて読みやすいし、手軽に楽しめる小説。ただここまで来ると、読んでいて楽しいのは当たり前なんだけど、こう、めっちゃ楽しいというよりも、今まで濱地探偵シリーズを愛読してきた続きのような感覚で読んでいるので(それでもつまらないと感じる事はないので、結局面白いってことなんですが)、こう、あっと驚くような展開も欲しいなと思うのはわがままなんだろうか。

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2025年11月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】
黒猫と旅する女
ある崩壊
少女たちを送る
湯煙に浮かぶ背中
目撃証言
観覧席の祖父
怪奇にして危険な状態

シリーズ第4作。
霊がいたりいなかったり。
濱地が人間らしさを見せていて和む。
前作で見せた葛藤について、改めて覚悟した様子だ。
ユリエも能力を磨いていくことを決意しており、このコンビの物語はまだ続きそう。

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2025年11月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

つまるところ、霊と会話ができることが真相に至る道になるのでそこのところは理詰めとはいかないのでうーんてなってしまうのだが、それぞれの成仏できない理由が切ない読後感を残してくれる。
「野球場の祖父」の、祖父が解説してくれる野球のルールがとても納得がいって楽しかった。

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2025年10月22日

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