あらすじ
道に佇む不気味な人物をきっかけにしてナンパに成功した「僕」。相手の女性と雑談をするうちに故郷の話になる。そこは若狭のとある港町で、奇妙な人魚伝説があるのだ。そのまま「僕」は高校時代を思い出し、並外れた美しさで目立っていた水嶋という女子生徒のことを語る。彼女はある日、秘密を「僕」に明かした。「私、人魚かもしれん」幼い頃に〈何か〉の血を飲んだことで、大病が治り、さらには顔の造りが美しく変化したのだと――。
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Posted by ブクログ
若狭湾。人魚。薄紅。濃紅。水嶋藍子。家政婦のユミコ。吉村、神田先輩。ブス好き。ルッキズム。
藤野。営業。茗荷谷夕海子。
へしむれる。水族館。神田尚輝。夜明夕海子。鏡の女。人魚の顔は時代で変わる。ナユ。火丸。人魚の成れの果て。へしむれる。
Posted by ブクログ
ホラーだけど、それほど怖くはない。「へしむれる」が一番好き。耳や手足のついた魚たちが水族館で泳いでいる姿を、怖いもの見たさで見てみたい。ホラーって、真実をうやむやにするイメージだったけど、4編目ではしっかりと物語の発端となった薄紅の物語を描いていたので、驚いた
Posted by ブクログ
【収録作品】
1.あぶくの娘
2.にんぎょにんぎょう
3.へしむれる
4.鏡の穴
「人魚」と彼女が関わる人間たちの物語。
八百比丘尼のように「人魚」を食べて不死となるのではなく、「人魚」が自分を食べさせることで相手の体を乗っ取るという仕組みが恐ろしい。
ろくでもない人間ばかりでてくるので、気の毒がる必要がない分、読みやすい。