あらすじ
大学生の瞳星愛は、友人の皿来唄子に誘われ、彼女の実家で行われる婚礼に参加することになる。「山神様のお告げ」で決まったというこの婚姻は、「嫁首様」なる皿来家の屋敷神の祟りを避けるため、その結婚相手から儀礼に至るまで、何もかもが風変りな趣向が施されていた。婚礼の夜、花嫁行列に加わった愛は、行列の後ろをついてくる花嫁姿のような怪しい人影を目撃する。そして披露宴を迎えようというその矢先、嫁首様を祀る巨大迷路の如き「迷宮社」の中で、奇怪な死体が発見された――。作家であり民俗学研究者、そして名探偵としても知られる刀城言耶の怪異民俗学研究室、通称「怪民研」に出入りし、言耶の助手にして素人探偵の天弓馬人と共に数々の怪異譚の謎に挑んできた愛は、皿来家分家の四郎と共に事件の謎解きに挑むことになるのだが……。
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Posted by ブクログ
大学生の瞳星愛が、友人である唄子の頼みで、彼女の実家で行われる婚礼に参加することになる。
辺鄙な村での風変わりな習慣、村民が恐れる嫁首様の呪い、本家と分家の確執、気味の悪い死体、ホラーとミステリーがてんこ盛りの一冊である。
村にとっては部外者の愛が、嫁首様を祀る迷宮社、山の中で、すご〜く怖い目に遭ってる。読んでいるこちらもコワイ。刀城言耶の助手、天弓馬人が登場するのは終盤も終盤なので、愛はそれまで、分家の四郎と協力しながら謎を解こうとする。この四郎、語尾に必ず「け」がつく、かわいい喋り方をするし、愛とのコンビもいい感じだったのに‥ラストはちょっとショックだった。
ミステリーに関しては、まあ強引な解釈もあったし、ホラーに関しては放置されたままの謎のもあり、そこは怪異との認識なんだなと。ちょっと消化不良な面もあったけど、怖かったし面白かったので良しとする。
Posted by ブクログ
真犯人の最期の独白後の有様を見て、怪異嫌いの天弓さんはどうなった?
果たして立ち直れたのかな?(笑)
シリーズ、これまでの話はひととおり事件が解決した後、それでもわだかまる謎が人知の及ばない怪異であり、それに肝を冷やすという流れだったけれど、今回の真相はほぼほぼ怪異にまみれており殺人事件は実はその幕間に過ぎなかった…と。
怖っ。
傑作ではあったけれど、
そろそろ本家の刀城御大にお出まし願いたい…
如し。
Posted by ブクログ
怪民研シリーズ第二弾。今回は長編です。非常に読みづらい登場人物達の名前から始まり、如何にもな本家と分家の関係、呪い唄や嫁首さまの存在、とオイシイ物てんこ盛りの設定でした。謎解きはちょっと無理がある気もしましたが、最後はいつもの如く怪異が残る話ですのでメインそっちかと。姿が見えないモノに追われる部分は想像するだにヒィー!!ってなります…。
Posted by ブクログ
タイトルに異議があります。全然寿いでない!呪う〜とか伸びる〜とかにしろよ。
愛の大学の友人とはいうがこの村だと結婚イコール退学させられていそうで心配だ。でも新郎死んじゃったし籍は入れてなかったみたいだから戻れるかな?
迷宮の中で何かが愛に近づいてくるところはなかなか怖くて良かった。
Posted by ブクログ
ホラー風味のミステリ。
嫁入りのしきたりが面倒くさく、なかなか頭に入ってこない。ホラー風味に惑わされたのも大きいかな。
「彼」の祖父母の話、として読むとキャラの違和感がひどいので、切りはなしたほうがよさそう。
それにしても愛が莫迦みたいだし、実際にずいぶんバカにした扱いをされているのは釈然としない。
いったいどこから彼らが後のキャラに変じるのかを知りたいが、そこまで書いてくれるのかな。