【感想・ネタバレ】凡夫 寺島知裕。 「BUBKA」を作った男のレビュー

あらすじ

彼ほど嫌いな上司は、いや、人間はいなかった――。

1990~2000年代、時代を狂喜させた伝説の“鬼畜系”サブカル雑誌。
その創刊編集長のちっぽけな栄光と、ろくでもない死に迫る愛憎ノンフィクション。

関係者取材40人以上、延べ100時間以上のインタビューを経てたどり着いた
モンスターの真実。

「モラハラの権化」「サディストの化身」「セクハラ鬼畜」。
「強欲の炎」そのものだった男はコアマガジンで英華を極めたが、
遂には自らの炎に燃やし尽くされ、ひっそりと孤独死を迎えた。
彼の人生はいったい何だったのか。

魑魅魍魎の人間ドラマ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

さりげなく書かれていた某事件の顛末に驚愕。ああ、そうだったのかあ…。業界(社内)的には成功にしても、社会(社外)的には落ちぶれるしかなかった「凡夫」。タイトルが俊逸。未読の「ルック・バック・イン・アンガー」が気になる。

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2025年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コアマガジンは退廃出版社だった。退廃を切り売りした編集者について書くのに、明日への希望や展望に繋がる訳がないだろう。 本文より

解説から 漂白されすぎた今の時代に、過去存在したことが忘れられないように記録すること

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2025年05月25日

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