あらすじ
彼ほど嫌いな上司は、いや、人間はいなかった――。
1990~2000年代、時代を狂喜させた伝説の“鬼畜系”サブカル雑誌。
その創刊編集長のちっぽけな栄光と、ろくでもない死に迫る愛憎ノンフィクション。
関係者取材40人以上、延べ100時間以上のインタビューを経てたどり着いた
モンスターの真実。
「モラハラの権化」「サディストの化身」「セクハラ鬼畜」。
「強欲の炎」そのものだった男はコアマガジンで英華を極めたが、
遂には自らの炎に燃やし尽くされ、ひっそりと孤独死を迎えた。
彼の人生はいったい何だったのか。
魑魅魍魎の人間ドラマ。
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Posted by ブクログ
さりげなく書かれていた某事件の顛末に驚愕。ああ、そうだったのかあ…。業界(社内)的には成功にしても、社会(社外)的には落ちぶれるしかなかった「凡夫」。タイトルが俊逸。未読の「ルック・バック・イン・アンガー」が気になる。