【感想・ネタバレ】リペアラーのレビュー

あらすじ

イラストレーターの想一は、高校からの友人でノンフィクション作家のミヤビから、彼女が受けた依頼の手伝いを頼まれる。それは40年前、六本木のビルの屋上で遺体となって見つかった男性を調べることだった。当時の警察は事件性なしと判断し、身許不明の「行旅死亡人」として処理。依頼人の正体も目的も分からぬまま、想一とミヤビは、男性が何者で、なぜひっそりとそこで亡くなったのかを調査し始める。かつてのビルの住人に当たるうち、2人はある奇妙な人物に行き着くが――。
過去と現在が交錯する、ノンストップ・エンタメ長編!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

思いのほか読後感の良い作品。
ライターのミヤビとイラストレーターの想一のバディがある死体の身元を明らかにして欲しいという依頼を受け奔走するのだが、危険なシーンはあまりないので緊迫感はない。
ヒリヒリ感がない代わりに2人の性格に帰するとこが多いのだろうが人の良さというか真摯な態度に惹かれるというか良くも悪くも「普通」なところが良いのかなという感じ。
あと、ほぼ記憶はないのだが、途中ふと『アルバイト探偵』シリーズに近い臭いを感じた。
謎についてはこれを解くのはタイトルを良く理解してないと無理だよ〜って思ったり、ミヤビ達が驚くことなく受け入れているのも不自然に思わなくもないが、爽やかな終わりだったのでたまにはこういうのもアリかなと思った。

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白いですが、重要人物が繋がっているのは、さすがにたまたまと言うレベルではないです
深刻な状況に追い込まれるけど、一件落着するなら、深みにはまる前に動く人がいてもいいような
なにかモヤモヤする

最後のシーンは美しいので、嫌いなタイムトラベル物でも許せる作品になったいるので、✡4

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2025年04月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

40年前、六本木にある小さなビルの屋上で見つかった 行旅(こうりょ)死亡人 は、何者か?

都合よくストーリー展開しすぎな面は否めないものの、終始、先が気になって楽しく読めた
リペアラーの何たるかが明かされ、最後は壮大な話になりつつ急に萎んでく感があったが、楽しく読めた。
作者の本は初めてだったので他の本も読んでみようと思う

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2025年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リペアラー。初めて聞いた。人生の時間の中を行ったり来たり。どこに飛ぶかも、どれだけいられるかもわからない。途中までは面白かったが、なんだかよくわからない結末。大沢さん、こんな話も書くんだ。

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2025年11月01日

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