あらすじ
ある日、前世の記憶を思い出したシリル。精霊の愛し子であるにも関わらず男だからと迫害され育ったシリルは、精霊たちと共に国を出ることを決意。その道中でのルドヴィークとの出会いがシリルの運命を変えていく。
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カッコイイ
普通の人だからって虐待する親が信じられない
前世の記憶を取り戻したから、国を出て新しい生き方を探すことが出来た
新しい国に住んで、仕事をし、暮らし、愛する人と出会い、新しい家族を作れた
国を出てよかった
精霊を忘れずにいられてよかった
出だしは面白い
設定から先読みができて、胸がすかっとする話なのかと思い、最初はすごく楽しく読んでいました。
ただ度々展開が急で置いていかれたり、設定がいかしきれてないと感じたり、なぜ二人が好きになるのかわからなかったりと気になるところが出てきました。
最後は胸スカッではなく胸くそ悪い感じでしたし…。
おもしろいとは思いますが、最初の期待値が高過ぎたのかもしれません。
Posted by ブクログ
「精霊の愛し子」の聖女の妹と両親に虐げられてきたシリル。
でも実は彼こそが「精霊の愛し子」で、でもシリルは途中まで気づいていない、いや途中からは何となく気づいていたけれど目を背けていたのが切なくなりした。
前世を思い出し、家族の愛情とはどんなものかを理解し家を出る事が出来たのにはホッとしました。
その途中で出会ったルドヴィーク。
彼の国に行きそこで家族の愛情を感じ、彼の周りの人々の優しさ、更にルドヴィークからの「愛」を得る事が出来たのは本当に良かった。
シリルが本当の精霊の愛し子である事にようやく気づいて取り戻そうとする両親のあまりの身勝手さには呆れてしまいました。
色々と乗り越えてシリルとルドヴィークが心から結ばれてとても良かったです。
作品名の通り「幸せ」になれました。
王道
話の流れとしては王道かなと思いますが、展開もサクサク進むのでサラリと読めました。
前世チートというよりは前世を思い出したことで、情緒面が整って幸せにーみたいな感じでした。
攻めは爽やかヒーロー系だと思ってたのですが、和かに爽やかにガンガン外堀埋めてて良かったです。
イラストはそこまで好みじゃないけど、話の雰囲気には合ってるなと思いました。