あらすじ
『”アレ”に応えてへんやろうな?』
社会人の田原秀樹は、愛する妻・香奈と生まれたばかりの知紗の3人で幸せな日々を送っていた。
そんなある日、秀樹の勤める会社にとある「訪問者」が現れる。
それから、彼の身の回りでは不可解な怪奇現象が相次ぐようになり…。
恐怖と不安で押しつぶされそうな秀樹は、友人の紹介で野崎と比嘉真琴に相談するのだが…。
原案・比嘉姉妹シリーズ長編作「ぼぎわんが、来る」、ついに開幕――。
短編『などらきの首』より「学校は死の匂い」のコミカライズも収録。
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Posted by ブクログ
さぁ、ついに「ぼぎわんが、来る」回です。
正体の分からない怪異というのは、受け入れ難い自分の正体に近いのかもしれない。
ぼぎわんという怪異を初めて知った時、そいつの正体や目的にばっかり目がいきましたが、実はそこよりも、歪んだ人間関係に囚われた神経が始終緊張している人たちのやつれやしおれ、かれや焦りが不幸を寄せ付けていて、ぼぎわん自体は破滅のトドメでしかなかったのだと思った。
ぼぎわんが来る人々は、初めから壊れていた。