【感想・ネタバレ】彼女が探偵でなければのレビュー

あらすじ

森田みどりは、高校時代に探偵の真似事をして以来、人の〈本性〉を暴くことに執着して生きてきた。気づけば二児の母となり、探偵社では部下を育てる立場に。時計職人の父を亡くした少年(「時の子」)、千里眼を持つという少年(「縞馬のコード」)、父を殺す計画をノートに綴る少年(「陸橋の向こう側」)。〈子どもたち〉をめぐる謎にのめり込むうちに彼女は、真実に囚われて人を傷つけてきた自らの探偵人生と向き合っていく。謎解きが生んだ犠牲に光は差すのか。痛切で美しい全5編。

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Posted by ブクログ

【収録作品】時の子/縞馬のコード/陸橋の向こう側/太陽は引き裂かれて/探偵の子

探偵・森田みどりシリーズ。
夫と二人の息子が出てきて、みどりも母親の顔をしている。が、そんなことで彼女の執着は薄れない。
読み進めていくと、ひりひりしてくる。いつかしっぺ返しをくらうとわかりつつ、覚悟はできないまま突っ走ってしまうみどりの危うさが辛い。

よく結婚できたな。交際中に愛想を尽かされたほうが傷が浅かっただろうに。
しれっと結婚していたように、次巻あたりでしれっと離婚していそうなのが怖い。そうでない未来が見たいものだが。夫の覚悟と包容力しだいか。

1
2025年05月12日

Posted by ブクログ

なんでしょ?さら~っと読める探偵5篇
クルド人のお話で、いじめっ子が弱者家庭を助けるために‪✕‬書いたくだり?良い奴なのか悪い奴なのか?いじめてる事態、悪い奴やと思うけど、、、なんかそこ違和感

0
2025年12月13日

Posted by ブクログ

軽い感じでサラッと読めました。
この本の前が、米澤穂信さんの羊のやつで、暗くてウツウツ、高貴な闇の世界的な話だったので、中休み的な感じて、サラッと。重すぎたり残酷すぎるのもが嫌だし、軽すぎなのもなんか合わないし、読書って、その時の自分が反映されますね。

0
2025年12月09日

Posted by ブクログ

『五つの季節に探偵は』の続編にあたるものとのこと。そちらは未読である。そもそもシリーズものだったと知らずに読んでいた。前作を読んだ方がみどりのひととなりについても深くわかるのか?

0
2025年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

森田みどりは、高校時代に探偵の真似事をして以来、人の〈本性〉を暴くことに執着して生きてきた。
気づけば二児の母となり、探偵社では部下を育てる立場に。
時計職人の父を亡くした少年(「時の子」)、千里眼を持つという少年(「縞馬のコード」)、父を殺す計画をノートに綴る少年(「陸橋の向こう側」)。
〈子どもたち〉をめぐる謎にのめり込むうちに彼女は、真実に囚われて人を傷つけてきた自らの探偵人生と向き合っていく。
謎解きが生んだ犠牲に光は差すのか。

0
2025年11月11日

Posted by ブクログ

時事的な問題をマイルドな謎解きと絡めた小説。
クルド人に関する話はセンシティブな問題もありかなり気を遣われたであろうことが参考文献・謝辞のページから伺える。

0
2025年10月08日

Posted by ブクログ

面白くないわけではないですが、惹き込まれる部分が多くなく平坦に読み進めた感じがします
ラストのお父さんがマンゴーをつまみ食いしてしまったくだりなぞはとても良かったと思いました

0
2025年09月18日

Posted by ブクログ

主人公の「みどり」の正確があんま好きになれないなぁ…お節介というか、踏み込んではいけない領域というか。

ネタバレになるので書かないが、
親父カッコいいじゃん!!

0
2025年09月12日

Posted by ブクログ

友人に薦められて読んだ本。

ミステリーと言えば殺人事件というイメージだったが、こんな些細な謎解きでもとても楽しめた。

社会派具合がちょっとしつこくも感じた。

0
2025年08月25日

Posted by ブクログ



主人公のみどりの性質をあまり好きになれなくて、違和感を感じながら読んだ。

みどり自身も、知りたいことを家庭を顧みずにとことん突き止めてしまうことを自覚していて思い悩む。

ちょっとモヤモヤしながらではあるけれど、
ミステリーとしては面白かったのかな。

0
2025年08月17日

Posted by ブクログ

真実を追い求めずにはいられない性分の根っからの探偵気質の探偵。
そこからそれわかる?ってちょっとこじつけ感を感じてしまったかなー

0
2025年08月11日

Posted by ブクログ


主人公は、洞察力と論理的思考に優れた
有能な探偵。

自分の特性を余すことなく探偵業に活かす
強靭な心臓を持つ一方で、謎に興味を惹かれて
周りが見えなくなることで家族に不安や負担を
かけていないか思い悩む繊細な一面もある。

真相解明のためなら他人の隠している秘密や
抱えている傷を抉ったり、ほじくり返すことを
全く厭わないのに、これまでの自分の行いが
原因で家族に被害が及ぶ可能性に気付いた時の
動揺する姿が主人公をより魅力的に感じさせる。

探偵だって生身の人間だと色と温度をつけて
描くことで、物語に奥深さと面白みが増した
ように感じた。

0
2025年05月30日

Posted by ブクログ

他人が被った皮を剥いで、その奥にいる〈人間〉を
探らずにおれない森田みどり。
初めて探偵業の昏い楽しさに目覚めた高校2年の時から、結婚して子供も産んで、サカキエージェンシーの女性探偵課長になった16年後までを描いた前作「5つの季節に探偵は」の続編。

古い防空壕に閉じ込められた時計職人が助けを呼べた訳「時の子」
千里眼を持つという少年、食い物にされたのは誰か「縞馬のコード」
父親殺す計画をノートに書き綴る少年の真の狙い「陸橋の向こう側」
クルド人料理店のシャッターに描かれた大きな赤い❌印「太陽は引き裂かれて」
陶芸家母娘の確執と探偵父娘「探偵の子」

五つの短編はどれもちょっとした謎をみどりが持ち前の好奇心と執着をもって解き明かしていくミステリ。
謎そのものは想定内の展開ですごく面白いとか意表をつくものではないけれど、このシリーズ独特の昏い感じは健在。
人間の昏い部分への興味に突き動かされ、家族も、我が身の安全すら忘れて突き進んでしまうみどり。本人もその性癖の危うさに気付きながら、それでも探偵という職業を辞められない。まさに天職なんだろう。
理解ある夫に支えられているうちはいいけど、ゆくゆく破綻しないことを願ってしまう。
続編を重ねていけば、きっとこの家族の形に何らかの変化が起きていくんだろうと予想されて、それを読みたいような読みたくないような気持ちになる読後。

0
2025年05月30日

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