【感想・ネタバレ】帝の至宝 6巻のレビュー

仲野えみこ

志季に告白し失恋した香蘭! 一方、それがきっかけで志季は香蘭への想いを自覚? しかし香蘭に自由でいてもらうため、友達のまま見守ろうとしていた。そんな中、志季は皇太后の命令で婚約することに! 婚約の噂を聞き王宮へ向かった香蘭は、志季の婚約者に出会って…!?

[おじーちゃん · ★★★★★]

時には非常になる事も必要だと、志季の為に雨帖と香蘭で何やら計画を立てるが･･･。

叔豹が棟家(貴族)の跡取りだったと判明。
双子の姉・夸白の見合いが決まるが、相手は何と叔豹だった！？

香蘭は、志季の友人としてふさわしくありたいと決意し、その事を志季に伝える。
「妃になってくれるの？」と志季に返され、動揺してしまい「友達として」答えてしまう香蘭。
志季は「この先ずっと君を守る」とだけ告げる。
香蘭は、沢山勉強をして志季の役に立てる様にと頑張るが、
皇后は帝である志季の婚姻話が進まぬ事を危惧し、婚約を決めてしまう。

借りた書物を返そうと、雨の中傘もささずに待ち続ける香蘭。
そこへ傘を差し出してくれる女性が現れる。
しかしその女性こそ、皇后が決めた婚約者・華名(かめい)だった。

程なくして婚約の儀が行われる。
しかしそれは、晶の帝・志季と録の姫・華名が企てた、
録の王と吾の王を招いた三国合の会合を開くためのウソだった。

[さまあ · ★★★★☆]

香蘭としきの仲がますます深まりましたね。ひとつずつ障害をクリアしています。周りのお友達もなんだかんだと良い人ばかり。

＃ほのぼの

[ブクログ · ★★★☆☆]

我慢をしている人が開き直ると、なるほどこうなるんだねという巻。
普段静かな人は切れると何するかわからないね、という話。

しかし、今回楽しかったのは喧嘩ップルになりそうな二名。
何とはなしにここを「最悪から始まる」という関係性のカップリングにするのかと思ったら、いきなり結婚話。
先行きが楽しみです。

隣国の姫君がいいキャラでした。ある意味、ありえないけど（笑）