【感想・ネタバレ】プロット・アゲンスト・アメリカのレビュー

あらすじ

切手集めに情熱を注ぐフィリップ少年は7歳。営業マンの父と快活な母、絵が上手な兄サンディとニュージャージーのユダヤ人地区で暮らしていた。1940年、そんな平穏な生活を揺るがす大事件が起こる。ヒトラーの友人であり反ユダヤ人主義のリンドバーグが、ローズヴェルトを破ってアメリカ大統領に当選したのだ。――じわじわと差別が広がり、人権が蝕まれていく混乱と恐怖、ありえたかもしれないファシズム擡頭をひとりの少年の目から描いた、フィリップ・ロス最高傑作とも評される歴史改変小説!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 1940年の大統領選挙にリンドバークが立候補しFDR相手に圧勝。ドイツと日本と相互不可侵冗句を締結し、日本・ドイツの侵略を許す。国内は徐々にファシズム化していき、ユダヤ人同化政策が進められる。微温的なユダヤ人迫害しか行わないリンドバークが暗殺され、ウィラー副大統領が独裁を進めようとするが、リンドバーク夫人が阻止を図り、1942年に大統領選が実施され、FDRの支持を受けたラガーディアNY市長が当選する。しかし、ポグロムは止まらない。
 別の世界戦ではあるが、ニューアークのユダヤ人街での少年(著者)の経験が濃密に描かれる。
 現実のリンドバークもAmericaFirstのアジテータとして反戦・親ナチとして活動していたのが、トランプと重なる。

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2025年12月30日

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