あらすじ
ドロドロに液体化した男性の遺体の一部が都内で発見された。
死亡したのは坂口の友人・古屋教授。
現場からは人体の細胞を食い荒らして増殖する新種のアメーバが見つかり、その被害者は増加の一途を辿る。
凶悪な微生物の弱点は何なのか、そして目撃の相次ぐ奇妙な「蝉人間」との関連は――。
毒舌刑事の海谷、助教の二階堂と共に事件を追う坂口。
しかし、感染は身近な人物にも及び……。
「微生物研究×ホラー」シリーズ、待望の第2弾!
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Posted by ブクログ
2025/8/5
内藤さんのシリーズで今これが一番好きかも。
防衛大と思われる人たちがこの国(の人)を守る!の姿勢で動いてるのめっちゃかっこいいやん。
声高には言わんのよ。
そこが内藤さんのうまいところ。
防衛大の人以外にも看護婦さんとか留学生も職務とか良心みたいなものに誠実に行動してんのよ。
グッとくるよね。
なんか涙出るやん。
個人主義の世の中で私も基本的には個人を尊重しましょうよ。とは思うけど、それと自分さえよければで動くのは違うやん。
できるだけみんなハッピーになるように動きたいし、緊急事態なんかは協力して乗り切りたいもん。
なんか最近嫌やなぁがっかりするなぁって思う現実のあれこれがちょっと浄化された。
Posted by ブクログ
早々に人が溶けた。
チャラさん一家と一緒に生活して賑やかで良いですね。
坂口先生一家との家族ぐるみの付き合いはなんか良い。
オクサンとウイルスの話が交互になっていたのは怖かった。恐ろしいものが近付いてくる恐怖。
オクサン、怖いけど誰も近づけないようにとしていたの凄い。強い女性だ。
ゾンビウイルスが早速役に立つとは。
危険な賭けだけどもタイムリミットがすぐそこで、確証は無いけど今のところ確実な方法はそれだけで。
助かって良かった。
無許可の強行軍、駄目だと分かっていても助かって良かった。
こういう時何も言える立場じゃ無いからなって思ってただ助かって良かったとだけ思う。
最高にスリリング
登場人物全てが魅力的で、主人公はもちろん、脇役のチャラ君と奥さまがとても良いキャラクターで、重いテーマに優しいさと明るさを提供してくれている。
コレで終わりにならないで欲しいです。どうか続編を宜しくお願いします
Posted by ブクログ
お米のとぎ方分かったみたいで安心しました(笑)。
今回のシリーズは、微生物関係。アウトブレイクが好きな私としては、興味のある題材でした。1巻目はウイルス。今回はアメーバと、次の微生物は何をもってくるのか気になるところです!
取り上げる題材の範囲が広くて、毎回読んでいてわくわくします。そして、前回のウイルスが解決に繋がっているというのが面白かったです。数えきれないほどの人間に影響を及ぼすことも、一人から始まるということが、恐怖でもあり、希望でもあるというのが凄いなと思います。
2巻目にして教授解雇されちゃったけど、新しい職場は何処になるんでしょう。警察関係か?