あらすじ
「あの人の隣に立つべきは自分だけだと信じていたのに──」婚約者同士であるスフォルツィア王国の第一王子アシュレイと公爵令嬢ヴィオレッタ。政略的な婚約ではあったけど、幼い頃からヴィオレッタは王太子である彼を支えるための努力を続けていた。しかし、その忙しさのせいで次第に彼と過ごす時間は減り、アシュレイは自分とは正反対で天真爛漫な令嬢と親しくなっていて…。しかも「ヴィオレッタ様お可哀想にね、王太子殿下に婚約破棄されるなんて」と衝撃的な噂を聞いてしまい…!?他の令嬢に彼を奪われるくらいなら「いっそこちらから婚約破棄してやるわ」そう固く決意したヴィオレッタだがーー!?※この作品は同タイトルの1~7話と描き下ろしSSを収録した単行本版です。重複購入にご注意ください。
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匿名
もどかしさが、逆に楽しみに。
最初の方は、あまりにも二人の関係が、うまく行かないし勘違いしているし。殿下の気持ちが空回り。ヴィオレッタも、案外素直じゃないから上手くいかない。そんなヴィオレッタを殿下の弟が、好意を持っていて、お兄ちゃんに、ケンカ売って面白いです。殿下も、色々冷静なのにヴィオレッタには上手くいかない。最初はちょっとむずがゆかったのですが読み返すと面白い。早く勘違いを抜け出して、仲の良い二人をみたいので、単行本でるのを待っています。結構面白い作品です。ヴィオレッタの侍女達も尖鋭部隊で、主人公を思う気持ちが素敵です。
アシュレイさん、言葉が足りなすぎ。親友で側近のフリューのほうが、よっぽど、ヴィオレッタの気持ちを理解しているし。ヴィオレッタを好きすぎてどうしようもないんだから、悲しませないようにしないと。
これはアシュレイの説明不足とフォロー不足が悪い🙂↔️
花嫁の家族や使用人まで広がってる噂を否定したりせずそのままにしておくなんて信じられない。
ちょっとヒーローが
タイトル通りでした。
王太子の婚約者であるヒロイン。学園に入って1年、婚約者は平民上がりの男爵令嬢と懇意に見えました。そして周りからは今度の夜会で婚約破棄される噂まで流れる始末。その後、無事に結婚したもののヒロインの誤解を解かず初夜。その翌日にはヒロインが他に好きな人がいるのかもと落ち込むヒーロー。ちょっとヒーローが最低な気がします。読み手にはヒーローがヒロインを思っていることが分かるのですが、発言や態度が微妙です。いつか誤解はとけるのでしょうが今のところモヤモヤしてしまいました。