あらすじ
異世界ミニチュアクラフト×古城で二人暮らし 主従で創る妖精たちの小さな住まい
「娘の婿になってくれまいか?」王様より、クローニア姫との結婚話を持ち掛けられた、騎士ルークス。望まぬ縁談を破棄するべく、ルークスは姫の元に向かうが、当の姫は、薄汚れた古城にたった一人で住む変わり者だった!しかも二人には、共通する「ある秘密」があって――。姫と騎士。古城暮らし。ふたりで創る、妖精たちの小さな住まい。異世界ミニチュアクラフト物語――開幕!
(C)2024 Umetaro Aoi
「ワシの娘の婿になってはくれまいか?」
ある日突然、王様からそんな依頼(という名の命令)をされた騎士・ルークス。
第七王女であるクローニアがルークスのことを好きだと言うので結婚してほしい、ということらしいが、ルークスとしては会ったこともない王女だし間違いではないかと主張するものの、とりあえず彼女が住む北領の古城へ行ってみてくれ、ということになる。
ルークスは、成り上がり貴族の妾の子として養子になっているが、貴族が大嫌い。権力と金を振りかざしてなんでも思い通りにするワガママし放題のお姫様なんて絶対に嫌だ! でも、王様の命令は断れないから姫が結婚を嫌がる方向に持っていこう…と北領へ向かうが、着いた古城はボロくて見張りの兵もいないし、そこにいた姫は幼くて訳アリっぽいけどめちゃくちゃいい子だし、想定外の状況に。
そして、ふとしたことから2人にはある共通点があることがわかり、性格が悪いルークスと素直で純粋なクローニアの古城2人暮らしがスタートすることになるのですが、その共通点とは? そして、2人の関係はどうなるのでしょうか?
2人の共通点は、それぞれの性格を作り上げた原因にもなっていて、別々に育っているはずなのに似たような経験をするきっかけになっていたり、でも正反対の性格になっていたり。根っこはやさしいのに性格も口も悪くてひねくれているルークスと、素直で純粋でふわふわだけど芯はしっかりしているクローニアの、ファンタジックですっごく楽しそうなゆるふわ古城生活をのぞいてみてください! まちがいなく癒されちゃうはずです。
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楽しいですね
ほんわか可愛いお話です。王女様は素朴で素直。とても好感がもてます。小さな時に妖精が見える事で周りから疎外され育った姫さま。
それに騎士は責任感も環境適応能力もあり、騎士も小さな時に周りに疎外され、妖精が見え、話しも分かる騎士。
この二人がどんな関係を築いていくのか、ワクワクしちゃいます。もう少しで2巻発売ですね。
早く読みたいです!
微笑ましい
主人公がほわほわしててかわいいし、ちょっと切ないところもあってハマりました。
妖精さんのお家がめちゃくちゃ可愛い。
口の悪いところも笑ってしまった。
姉の登場で続きが気になります。
可愛い。癒される。
精霊が見える事が“特別”ではなく“不気味”と言われる。
信仰心とかが薄れた世界なのかな。
その中で互いが見えることを言ってなかったのに出会えるのは引き寄せかしら。
そして何で精霊はそんなに2人への扱いの差があるの笑
すてき。
騎士クンのひねくれ度は、相手による。
実家や王宮では性格の悪いヤツばかり周りにいたから、心の中で物凄い悪態ついてたけど、お姫様に対しては、もう恥ずかしくなるくらいピュア。
この2人のやり取りは、心温まります(^o^)
可愛いよ
ほのぼの癒し系
妖精という2人の共通点がまた可愛らしい
そして
ちゃんと何か良からぬ陰謀もありでこの先が気になります