【感想・ネタバレ】バケモノのきみに告ぐ、のレビュー

あらすじ

城壁都市バルディウム、ここはどこかの薄暗い部屋。
少年・ノーマンは拘束されていた。
どうやら俺はこれから尋問されるらしい。

語るのは、感情を力に換える異能者《アンロウ》について。
そして、『涙花』『魔犬』『宝石』『妖精』。名を冠した4人の美しき少女とバケモノに立ち向かった想い出。

「とっとと倒して、ノーマン君。帰ってイチャイチャしましょう」
「……いや、君にも頑張ってほしいんだけど?」

全くやる気のない最強で最凶な彼女たちの欲望を満たし、街で起こる怪事件を秘密裏に処理すること。
これこそが俺の真なる使命――――のはずだった。

だが、いまや俺はバルディウムを混乱に陥れた大罪人。
魔法も、奇跡も、幻想も。この街では許されないようだ。
でも、希望はある。どうしてかって?

――この〈告白〉を聞けばわかるさ。

第30回電撃小説大賞最終選考会に波紋を呼んだ、異色の伝奇×追想録。
ラスト、世界の均衡を揺るがす少年の或る〈告白〉とは――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者初読。城壁都市バルディウムで精神の不安定さからまるで魔法のような異能に目覚め、バケモノ「アンロウ」になってしまった4人の女の子と、「アンロウ」を研究する組織「カルテシウス」に所属するエージェントのノーマン・ヘイミッシュの物語。プロローグで同じ組織に属するジム・アダムワースから審問を受けるノーマン。4人の女の子たちの紹介エピソードが入りそれぞれがどういう性格のキャラクターなのかハッキリ区別出来たところで物語は終盤へ。終盤では若干グロいシーンもあったけど大変面白かったです。続きもぜひ読みたいと思います

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2024年10月28日

ネタバレ

いやはや何とも評価し辛い作品ですね。

ブリステン国の城塞都市バルディウム、そこは古く高い城壁に封じられた街。
そこは≪アンロウ≫と呼ばれるバケモノが出現する街。
そんな街に1年半前に来たノーマン・ヘイミッシュは、彼の姉・スフィアが支部長を務める組織カルテシウスで、警察の手に負えないアンロウによる犯罪に対処していた。
その方法は、彼と共にある4人のアンロウ『使役ではなく、理解と共存』の関係にあるからこそ出来る対応。
しかし軍事転用したい輩からすると…。

色々と裏設定がありそうですが、5人の絡みの物語導入部だけを見た感…

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2024年07月28日

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