【感想・ネタバレ】時穴みみかのレビュー

あらすじ

小六の美々加は、シングルマザーのママに恋人ができて以来、学校の帰り道に道草をするようになった。ある日、黒猫のあとをつけて巨木の根元の空洞をくぐり抜けると、知らない家で目を覚ます。くみ取りのトイレやダイヤル式電話、学校ではこっくりさんに夢中な級友……。どうやら昭和49年にタイムスリップしたらしい。当たり前のように美々加を「さら」と呼び、たっぷりの愛情を注いでくれる小岩井家の次女としての日々が始まった。優しさと温もりに包まれた、ノスタルジックな冒険譚。解説・田中兆子
※本書は2015年2月に講談社から刊行された作品を文庫化したものです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

平成の終わりの小学6年生の女の子が昭和49年にタイムスリップする話。昭和49年は小学生にとっては遠い過去なんだとの認識と当時の懐かしい風物にほんのりさせられる。平成でベルばらにはまり、タイムスリップ先の女の子が妻と同じ歳で母と姉と一緒にベルばら観劇というのが正に同時代体験。

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2025年04月07日

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