あらすじ
県庁で働く大野木龍臣は、突然の辞令で怪異絡みの案件を扱う「特別対策室」へ部署異動を命じられた。
異動後の初仕事として前任者の捜索を始めるが、手掛かりはゼロ。
解決策を求めて訪れた奇妙な骨董店で出会ったのは、右腕の無い青年・桜千早だった。
初めての怪異に戸惑う大野木と、怪異を視る力を授かった千早がタッグを組み、街に潜む怪異に立ち向かう!
※電子版には、「プロローグ」が収録されています
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
どちらかと言うと小説よりも時系列が整っているので読みやすかったです。小説も好きではありますが、主要人物ではない第三者のお話などもあるので、きちんとした順番で読みたいと言う人には漫画の方がいいかもしれません。小説が原作の漫画って、当たり外れがありますがこの方のは物凄く当たりだと思います。絵が上手いのもそうですが、口調などがきちんと小説通りで凄く好感が持てます。小説の文字だけが苦手な人は、漫画の方をおすすめします。因みに私は漫画の方を読んでから原作の小説を買いました。
おもしろいです
原作の小説も漫画も知らなかったのですが、おすすめに入っていて面白そうだったので購入。
登場人物もみんな魅力的ですね。千早くんカワイイ(笑)。
それぞれの現象には意味があり、読み解いていくと哀しい過去があったり・・・おもしろかったです。
2巻が楽しみです。
伝奇モノが好きならオススメ!!
人に非ざるモノ、怪異が引き起こす事件をただ真面目に役所仕事で生きてきただけの青年と
見える、触れられるだけの少年の2人が怪異が起こす事件の解決の為に動く!
特殊な強い能力があるとか、そういうのは無いので人の命を脅かしかねない、または脅かしてきた怪異に対して
時にスリリングな場面もありつつも退治以外の手段で解決していくお話です。
私は昔から伝奇モノが大好きで、例に挙げると夢幻街、XXXHoLic、蟲師、怪異と乙女と神隠しなどの作品を見ています。
上記に挙げた様なのが好きであればきっと気に入って頂けるかと…
既に2巻が待ち遠しい作品です!
絵がうまい
ノリだけで買いました。絵がうまかったしオカルト系の話は好きなので。
読んでみて、絵のうまさがお話しに深みを与えていて、最後に収録されていた話は涙が出てきました。
悲しいとかじゃなくて、内容と絵がうまく融合していて、美しくて自然と涙していました。
電車の描写すてきですし、巻末なのにプロローグとして千早くんの話いれてきてて、にくいです。
原作小説は未読ですが、今のところ漫画だけでも楽しめそうです。
Posted by ブクログ
県公務員の"大野木"は、部長からの命令で特別対策室に異動となった。特別対策室は、怪異絡みの奇妙なクレームに対応する部署だった。
オカルトめいた現象を一切信じない大野木は、噂話となっているとある骨董店で、少年"桜 千早"と出会う。
千早は、右手を事故で失ったことで幽霊の怪異の存在を視ることができるという。
大野木と千早で、怪異が引き起こす事件に立ち向かっていく。
‥‥
絵が綺麗。
真面目で堅い公務員とさばさばした少年コンビ。
千早は、怪異や霊を視ることはできても"祓う"ことはできない。怪異も人を脅かすのには理由や悲しい背景があり、それを汲み取って解決していく優しい雰囲気も混じったホラー。
短編がいくつかある感じで、今後どう展開していくか楽しみ。
2024年3月2日。