【感想・ネタバレ】エレファントヘッドのレビュー

あらすじ

精神科医の象山は家族を愛している。だが彼は知っていた。どんなに幸せな家族も、たった一つの小さな亀裂から崩壊してしまうことを――。やがて謎の薬を手に入れたことで、彼は人知を超えた殺人事件に巻き込まれていく。

謎もトリックも展開もすべてネタバレ禁止!
前代未聞のストーリー、尋常ならざる伏線の数々。
多重解決ミステリの極限!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最後のくだり、やっと意味が分かった

必ず象山は生き残るのだけど、それは今の逃亡者の象山がこれからいくつも分裂する中の1人で、自分はどうなのかは分からない、自分は当たり側でいられるだろうかという話か

でもこういうのを読むと自分とはなんだろうとなる。深海をテーマにしたゲームSOMAでも同じこと思ったけど

当たりを引き続けた象山も、今からアンプルを打ち始める記憶はあり、どこかでハズレを引く逃亡者の象山もその記憶はある、どちらも同じ履歴を持っている自分なので、【自分がどちらに属する(どちらになる)】という問い自体が、もはや意識の連続という解釈では正しくないのかなとかも思った
(シスマを打った時点でその人はいなくなって、そこからコピー2つが異なる道にそれぞれ別れるだけなので、どっちが元の自分とかないです。どっちの自分も履歴(記憶)を引き継いでるから地続きに感じるだけ、みたいな)




あと特殊設定ミステリってメタ読み対策として強いなと思った
例えば、ミステリーサークルで1人ずつ死んでくやつで、高いとこに吊るされてるやついたら「あーはいはい、お決まりの死亡偽装ね。自分が死んでるのがバレないように体を確認されないよう高い位置で吊るしてるのね。よしみんな、あいつどうにかおろしてみんなで刺して本当に死んでるか確認しよう」とか考えちゃえば良いんだけど、この専用の特殊設定みたいなのはそういう共通パターンではなく固有なのでお決まりのメタパターンが存在しないので浮かばない

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんだこれは。

やっぱり白井智之はまともじゃない。

1番可哀想だったのはぺぺ子かな?和泉かな?ぺぺ子ってりり子に似てるよね、なんだか歪んだ愛を感じるな。

設定の荒唐無稽さに目を瞑って、この世界観を飲み込めば面白い。どうせ5人目が居て、家族はそれぞれが一人ずつ殺してんだろ異常者だし。という推理というか予感は当たっていたし、話の流れとしてもまぁそうなるわなって感じで違和感は無かった。

裏島はびっくり。あの、文哉はどこにいったんですか?

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2026年09月22日

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ネタバレ

主人公は幸せな家庭を築き、何もかも上手く行っている精神科医が実はとんでもない倫理観の持ち主で、家族を守るという名目で非人道的な所業を平然とやってのける。いわゆるサイコな主人公である。

ある日、主人公は家族に自分の不貞行為がばれかけ、たまたま入手した謎の薬を飲んで時間遡行をする。実は時間遡行に成功した自分と失敗した自分が分岐していて、パラレルワールド同士の自分と意思疎通が可能になる。思いがけず日常が崩れたら不思議アイテムで帳消しにしながら逃げおおせる話かと思いきや、逃げおおせられなかった自分が現れるのである。

時間遡行に成功した主人公は不貞行為がばれるのを未然に防いだが、家族が次々と死亡してしまう。それまでの経緯から、ある世界である人が死ぬと、別の世界で同じ人物が同じように死ぬ「連鎖反応」が引き起こされる事がわかっていた。こうして主人公は、誰が家族を殺したのかを突き止めようとする。

しかし、主人公は家族を守ろうとしたというよりは、平穏な自らの日常を守ろうとしたに過ぎなかったことが次第に露見してくる。主人公にとっての日常は家庭だったが、日常は家庭の外部にもあることを理解していなかったことに主人公の落ち度があったように思う。

一点、違和感が残ったのは、終盤で主人公にレイプされて妊娠した人物の描写で、胎児の父親が主人公でないと明らかになったところで果たして胎児を産んでもよいと考えるのだろうかと、疑問に思ってしまった。何か読み落としたのかもしれないが、もう一度読もうと気にはならない。

推理の方は読みながら考える醍醐味があるかもしれないが、これを解く人はいるのだろうか? というくらい複雑に思われるので、時系列を整理する図表ももう少し入っていたら理解の助けにはなったかもしれない。推理目的で読みたい人には一気読みをおすすめする。

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2026年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シスマ打たれ過ぎて全知全能の神みたいになった裏島が、おもしれーやついないかなぁ。で見つけたサイコパス象山の観察日記みたい。
最後は象山に殺されそうになる象山を、楽しみが無くなるのは勿体無いと思ってシスマ渡して船に残したのかな。
でも裏島って打たれた後死んでるなら他の世界でも死なないのか?神だからいいのか。

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2026年08月26日

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ネタバレ

あらすじから「完全なる首長竜の日」みたいな本なのかな? と思ったけど、どちらかといえば「悪の教典」みたいな本だった。

今までに見たことのない設定で伏線回収も気持ちよく進んでいくけど、ドキドキしたのはプロローグと一/前兆で、このあたりは主人公が精神科医ということも生きてて、騙されるのも心地よかった。
それ以降は、ミイラ取りがミイラになるみたいな話だったけど、象山は医者になる前からサイコパスだったので、精神科医が精神を病むみたいなことではなかったのかも。
家族を愛しているという言葉も何回も出てくると、本人の行動も相まって、なんとも軽々しく寒々とした感じに思えて、主人公が報われなくても全然心が痛まない結末だった。

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2026年08月19日

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ネタバレ

☆4.8
普段ミステリー読んでても難しいけど、めーーっちゃおもろいやん
時系列とか、どの人とか考えること多い
でも伏線は割と分かりやすい気がする!
すぐあ、これさっきあったな、こうやったなって思って読めたね

グロかったり、キモかったりするところもあるけど、だいぶお気に入り!

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2026年08月02日

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ネタバレ

怒涛の展開だらけで、気づいたら1日で読み切ってしまった!
特殊設定を利用したトリックもぜんぜん予想出来なかったので気持ちよく驚けた!

でもこの世界のルールだと、ただの交通事故がパラレル世界の不審死になってしまうから、警察大変だなぁとか考えてしまい、没入感はあまりなかったかも。
こんなグロい世界に没入したくはないのでちょうどいいバランスで読めたのかもしれない。笑

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

その昔流行った(?)悪趣味でポップな不条理ものの漫画のような荒唐無稽な世界観…から一転お得意のパズル的ミステリへ。なんでもなさそうな物も全部伏線として回収するとこはさすが、気持ちいい。
しかし多分にアイデア勝負であり、ディテールがある分いけにえの方が好み。
パラドクス理論のくだりで挙げられる死因はちょっと苦しい。医者が信用するとは思えない。
今敏あたりの映像と相性良さそう。

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2026年06月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

白井智之先生の本が大好きで、今回もどんな多重解決があるのだろうとドキドキしながら読ませて頂いた。
だが私が並行世界という設定にハマれなかったせいでこの作品を芯まで楽しむことができなかったように思う。
推理部分、安定のグロさ、家族への歪な執着、救いのない結末など魅力的な部分はいっぱいある。けどファンタジーというか現実味のない要素が入ってしまうとミステリとして見れなくなってしまう。これは個人的な問題であり作品は悪くない。
屍人荘の殺人や透明人間は密室に潜むなどは楽しく読めたので、並行世界という設定事態が駄目なのかも。
ただミステリとして本当に面白い作品だと思う。

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2026年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いい医師に思えた象山先生が…
ぺぺ子のあたりからグロ過ぎて。
複雑すぎる設定に何度も遡るけれど、わけわからなくなる。

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2026年07月02日

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