あらすじ
古い建物だが、格安の家賃が魅力の下宿屋「猫目荘」。再就職も婚活も上手くいかず焦る伊緒は、一番の新入りだ。食事は一緒、風呂も共同、住民は個性派揃いで戸惑うことばかり。だが、2人の男性大家が作るまかないは、クリームシチューや豚キムチ、温奴など、なじみの料理に旬の食材とアレンジを加え、目もお腹も幸せにしてくれる。そんな中、伊緒に思わぬ転機が――自分らしく生きたいと願うすべての人に贈る、美味しくて心温まる物語!
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Posted by ブクログ
まかない付きの猫目荘に住むことになった伊緒。
食事は一緒、風呂は共同、住人は個性派揃い。
そんなところで伊緒が猫目荘の住人達と関わりながら、生き方や価値観を考えていくお話。
まかない付きは凄く羨ましいし、美味しそうな食事も良かった。
色んな生き方をしている人がいる。色んな考え方がある。
なんだか、凄く成長できそうな気がする。
Posted by ブクログ
主人公の女の子、まるで自分を見ているようでした。特に最初の方は同族嫌悪が酷かった。愚痴ばっかだなこの子って。
接客やってる時ほんとにメンタルきつかったの思い出しました。
自分がもやっとしてたことをうまく言語化してくれてる気がしました。
猫に声かけられて崩れ落ちちゃうとことか、その後のお菓子を作るのを見てる場面が好きでした。私も癒された。
特殊性癖の人たちが出てきますが、そこは余計に感じました。
なくても十分面白いので。
Posted by ブクログ
主人公が賄い付きのアパートに住みはじめてから、様々な人と交流することで自分を見つめ直して再出発する様子が晴れやかな気分になります。
自分もこれからの人生どうしようかとかまようひとなので、共感したからか面白かったです。
ただ、最近の流行りなのかデリケートな話題が入ってたのに違和感を感じました。
Posted by ブクログ
降矢伊緒は男尊女卑かつ子供の人権無視の親のもとで我慢していたがついに家出。自分の道を見つけるために上京したが見つける術もなく5年もたってしまった。それを見るにみかねて親友がまかないつきの下宿屋『猫目荘』を紹介する。
そこには2人の大家と4人の住人がそれぞれ信念を持って生きている。その中で暮らしていくうちに伊緒の人生の方向性も見えてくる。
「動かないと運命にはぶつかれない」
「自分の行動は、この世の中で数少ない自分でコントロールできるもの。だったらそこは覚悟を持って自ら決断しなきゃ。(中略)日常生活でも、仕事でも、自らの意思で決められる範囲を増やしていくのが人生の満足度を高めていくコツ。」
住人たちのアドバイスは的確に伊緒の心に満ちていく。とても素敵な下宿屋さんです。