あらすじ
少しでも会話を避けたい二宮くんと、コミュ力強めの荻野目さん。ふたりきりの図書室は憂鬱な時間のはずだったのに、なぜか話が弾んでしまう。 恋愛マスター(!?)秋★枝による、コミュ力格差恋愛、開幕――!!
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ヲタク男子の心理に共感しかない
恐ろしさすら感じる程、ヲタク男子二宮の思考が理解、共感できてしまうのは喜ぶべき事なのか…
ひたすら理詰めで思考展開する二宮と天然陽キャで無自覚に会話を引き出す能力者(?)荻野目さんの放課後30分間の会話を軸に話が進んでいく学園ラブコメ(というか現状、ほぼ図書室ラブコメ)。
陰キャでうじうじ考え込む二宮と、陽キャな口調で自然に会話を進める荻野目さんとのやりとりが心地よい。この空気感で進んで行っていただきたいと願う。
裏カバー絵にもなっている110ページの、野球部と吹奏楽部の練習の音が聞こえてくる中で図書室のカーテンがたなびくシーンは印象深い。学生時代、放課後図書室に通った経験のある方なら心象風景として残っている絵ではないだろうか。
というか、このタイトル(↑)のレビューをわざわざ読んでいるような人なら買って後悔しないと思う。
絵柄の好みもあると思うので、とりあえず試し読み、もしくは無料分冊版を読んでみてください。