あらすじ
寿々木薫は高校一年生。春名新と一緒に群青高校での毎日を楽しく過ごしている。目下悩み中なのは部活動!家庭科部の安にスカウトされたものの、見学に行くと新入部員として既にクラスメイトの小山内つむぐがいた。だが、つむぐは男子がとても苦手で、寿々木をみて思わず逃げ出してしまう…。二人は果たして!?世界一やさしい気持ちになれる、ポップな王道!?スクールライフ。
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主人公の寿々木 薫(すずき かおる)は高校入学を迎えた15歳。背が高くてガタイがよく、三白眼のツリ目で強面のせいか、理不尽な因縁をつけられたりしがちだけど、自分が家のベランダで丹念に育てているハーブからリラックスにいいものを選んで摘み、緊張を落ち着かせるためのハーブティーを自分で入れたりするような心優しい男の子です。でも、中学時代には好きなことが原因でつらい思いもしたようで…。
高校の入学式の日、通学途中の電車で酔っ払いに絡まれていた薫は、同じ制服を着た小さくて綺麗な顔の男の子、春名 新(はるな あらた)に機転と投げ技で助けられます。同じクラスになった2人が送る高校生活を友達や家族も含めて描く、優しくて穏やかで柔らかいけどそれだけじゃない本作は、読んでいて本当に癒されます。
妹のたまこもかわいいけど、懐が深くて包容力があるお母さんが、「豆を挽くより寝ていたい」と言えるお母さんが、私は好きです! そして、誕生日に買ってもらったまげわっぱのお弁当箱でお弁当を作ることを楽しみにしていたと言いながらはにかむ薫の癒し力よ…。他人から許されることだけじゃなくて、他人を許すことも、ありのままの自分を自分で認められるようになる方法の1つなのかもしれないと思いました。
ていねいな生活をしている人、ていねいな生活にあこがれているけど実行に移せない人、好きなものを好きと言いたい人に、ぜひ読んでいただきたいです!
感情タグBEST3
涙でる
寿々木くん、荒井のことは好きじゃないけど心配は本当、うどんのことも、同情とかではなくとっさにそうしたいと思っただけだろう。
荒井も救われるといいね。
春名くんのおじいちゃんの話の時、寿々木くんは自分のことのように泣いて。2人と一緒に私も涙が出てしまった。
他にも部活動やスポーツ大会の話など、どれもほんわかしたり感動したり、内容が濃いです。
寿々木くん、最高。
男子が苦手だったつむぐちゃんが、自宅で育てている植物を「うちの子って言っちゃうよね」って、寿々木くんと意気投合したシーンに同感してうれしくなりました。
春名くんのおじいさんの話は、ツラさが伝わってきて涙。。。瞼が腫れるまで一緒に泣いてくれる寿々木くん、やさしい。ステキな作品です。
涙なしでは読めない、心が洗われる作品。
薫くんとたまこの兄妹が本当にかわいい!全肯定のお母さんと離れている寂しがりのお父さん。寿々木家推せる。
春名も本当にいいやつ!クラスメイトも料理部もみんな優しい~~
2巻も即決
1巻買う時に多分絶対欲しくなると思って2巻も購入。結果、『買って良かった!!!』
次々と読みたくなるドキドキハラハラがある訳ではなく、高校生のある意味日常のお話。なのに続きが読みたくなる…!
1話ずつ、それこそ丁寧に読み進めるも良し。けれど私は2冊一気に買うことをオススメします。
高校生でも日常でも、グッとくることや辛くなることドキドキすることがギュッと詰まってますよね!学生生活遠くなった今だから余計に刺さる…!
すてきなお話でした。
元々昔読んでいた作者さんでしたが、以前の話とは違いゆったりした物語の流れで読みやすかったです。
主人公も周りの友達もいい人たちが多くてすてきな世界観でした。
とっても好きな話
昔、なにかのcmで気になってスクショしてました。
今回、安く買えると知って買いましたが、ほんとに買ってよかったです。
「君に届け」の漫画を初めて読んだ時のような、心が洗われるようなお話でした。
早く続刊が出ないかなと楽しみにしています!
泣いた
めちゃくちゃ良いです!
少しずつクラスメイトとも馴染んでいって、そんな毎日が楽しいって思えて…
沢山きっかけを作ってくれたハルくんの思いがけない事を知って、
や、もう泣くでしょあれもこれも!
桜先生とのラブも可愛いし見どころ沢山です!
泣ける
本当にいい話だ。
春名くんの暗躍(!)にて、寿々木くんをいじめていた荒井の家庭事情が判明。
たしかに気の毒…けどどんな理由があっても人をいじめていい理由にはならない。
八つ当たり的にいじめられた中三の寿々木くんが本当にかわいそうだったけど、
高校で恵まれて本当に良かったーー(泣)
寿々木くんが家庭科部に入る話、スポーツ大会の話など盛りだくさん
最後の春名くんのおじいちゃんの話も泣いた。
3巻は来年か・・・遠い でも楽しみです♥♥
強さとは優しく在れることだね!
2巻同時に購入して一気に読みました。
作者さんの作品を読むのは初めてでした。
正に癒し系作品で、心がホカホカして寿々木くんと春名くんと共に泣いたり笑ったりした後は心がデトックスされていました。
多くの漫画を読んできて、画力が凄いとかストーリーが練り込まれて秀逸だとか、私の中でそんな作品に高評価を与えていた時期もあったけれど、面白さってひとつじゃないと最近は痛感しています。
頭も心も疲れてしまうような作品も凄いし、ホッコリさせてもらう作品も等しく素晴らしく大好きです。
寿々木くんと春名くんと周りの皆、全てに幸あれと応援したい。
3巻が待ち遠しいな~。
絶対なれないってわかってるんだけど…寿々木くんみたいな心優しい人間になりたいなぁ…て読んでるとつくづく思う。性格悪いから絶対無理だけど笑
そして寿々木くんみたいな友達欲しい…
Posted by ブクログ
寿々木君、家庭科兼園芸部に入る。
好きなことに使える時間があると
一日に張りが出そう。
その家庭科部にいた女子への心遣いが
ちょっといいなぁ。
背中を押した春名君もナイスだ。
そんな彼にとっても寿々木君の存在が
大きくなりつつあるね。
スポーツ大会のエピソードは学園モノの鉄板。
がんばれ青春!