【感想・ネタバレ】創世のタイガ 4巻のレビュー

森恒二

※本書は、カバーデザインをリニューアルしましたが、以前講談社より配信されていた『創世のタイガ』と本編内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。
ネアンデルタール人とホモ・サピエンスが生き残りを懸けて激突する、人類史上最も危険な時代へと飛ばされたタイガたち7人の大学生タイガはホモ・サピエンスの少女・ティアリの集落でネアンデルタール人に襲われて死んだはずのリクたち仲間と奇跡的な再開を果たす。自らを戦士だと証明し、仲間の命を助けるため、ティアリの集落最強の戦士・ナクムとのタイマンが始まる！敗北＝死。原始の世界で、滾れ!!!

[山口透析鉄 · ★★★★☆]

戦士の証明とか

タイガ君、今度はティアリ兄とのサシの勝負に。関節技を決めて失神させ、何とか勝利します。この辺の格闘技が出てくるあたりも森恒二さんの作品っぽいです。
ティアリさんたちの言葉も一定、分かるような吹き出しも出てくるようになって、どうやら彼女たちはネアンデルタール人とホモサピエンスの混血っぽいです。(実際、遺伝子レベルでは現生人類には双方のが入っている)
獲物の血を飲んで塩分の補給をしたり、また戦さの気配も。
木で車輪を作り、台車を作成するエピソードも良かったです。