あらすじ
十二年ぶりにタッグを組むことになった警視庁楠町西署の南雲士郎と小暮時生。訳ありながら再始動した異色コンビのもとに、切断された老女の頭部が発見されたとの報せが。現場は「メデューサの頭部」という名画そっくりに再現されていた。その特徴から、かつて追いかけていた連続猟奇殺人「リプロマーダー事件」に連なると確信し、二人は極秘に捜査を開始するが……!? 過去の因縁が絡み合う、話題の警察小説シリーズ第二弾!
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Posted by ブクログ
東京藝術大学出身のダ・ヴィンチ刑事こと南雲士郎と庶民派刑事の小暮時生のバディもの第二弾。
12年前、名画に準えた連続殺人鬼のリプロマーダー事件でバディを組んでいた2人であったが、小暮が寸でのところでリプロマーダーを逃したことから、2人は捜査から外され時間は迷宮入り。
しかし、ひょんなことから小暮は南雲こそがリプロマーダーなのではと疑いはじめ……。
1作目同様に南雲の美術に関する知識で事件を解決していく展開、人体構造の知識で小暮をアシストし、大立ち回りを演じる展開は読んでいてわくわくする。
今回は最後の最後でリプロマーダーの正体が明らかになるが、加藤実秋先生お得意のミスリードのはず。
続編は1月発売とのこと。さてどうなるか。