あらすじ
社交界で燦然と輝いていた公爵令嬢リディアナの世界は、男爵令嬢に騙された愚かな令嬢と知れ渡った日から一変した。婚約は破棄され、国内での立場は地に堕ち、隣国へ逃げるように遊学することになってしまった。それもこれも、すべては自分のせいだと受け入れていたけれど……。商人のふりをしている騎士アレクサンダーに出会ったことで、彼女の運命は動き出し!? どんな姿の時でも助けてくれるあなたに、惹かれずにはいられないの。この恋が叶うなんて思えないのに――。苦しい恋で輝く令嬢の純愛ラブファンタジー。 ※電子版はショートストーリー『夢の時間』付。
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前作が好きで
リディアナが悪女じゃなくて良かった
彼女自身も前作の一件で色々と学習したんでしょうね
今度はお幸せに
フィオーリに魔ハーブを贈ると喜ばれるるよって教えてあげたいです
読みやすい!!
前作を読んで気になって一気読みしました。自分がどんな人間なのか、どうしてあんな事をしてしまったのか。見直しているリディアナには凄く好意が持てました。
最初から出てくる愚息、うっとおしい。リディアナよ…良くぞ耐えた…。そんな愚息を愛してやまない婚約者は、もっと早くに目を覚ませばこんな事にならなかったのでは…。っと思ってしまう。ペトラとリディアナの仲良しぶりをもう少し見たかったです。アレクとリディアナも良いのですが、私はリディアナとペトラ推しです(笑)
前作で気になっていたので、
前作でいいように転がされた「悪女」が幸せをつかむお話、と聞いて、パソコンで、文字を読むのはちょっとつらいので、あまり書籍版は買わないのですが、これは、即買いしました。買ってよかった。いいように踊らされた悪女の彼女もそれなりの罰を受け、そして、その自分の浅はかさをよくよく自覚して、今回は、そういうことも含め、反省しながら行動して、最後に幸せになりました。というのは、なかなか「教訓話」みたいですが、よかったです。他の方も書いていらっしゃいましたが、「魔ハーブ」を前作のいじめていた令嬢=今は辺境伯夫人に送ってあげればいいですね。
こちらも面白かったですよ
前作で男爵令嬢の虚言に惑わされ、ヒロインを貶めていた公爵令嬢のお話。彼女はなぜあんな口車にのせられたのか?
失敗したらそれで終わりではない。ちゃんと反省してやり直せるなら、自分も回りの人たちにも幸せが手に入るのではないか。
失敗を笑い貶めてくる人もいるが、信頼してくれる人もいる。心を強くもって正しくあることで幸せになった。大丈夫だよ、良かったね。
貶める
人は自分より優れていると思う人を騙してその人の価値を下げる!そうすることで自分を有利に立たせ皆からの注目を得られ高ぶっていく!なんてみじめな性格なんだろう…?人を貶めるより自分に出来ることをして人様の為に尽していくことっ自分の価値はあがるのに!
Posted by ブクログ
前作のスピンオフ作品であることに購入後気付くという。
前作のヒロインを親友に騙されていたとはいえ陥れてしまったリディアナのその後のお話。
確かにリディアナは正義感が強く、思い込むと一直線に進みがち。
前作でもそれで失敗しているのに、今作もその性格が災いする。
寧ろ失敗しているからこそ、様々なことをポジティブに捉えられなくなっているというか。
思い人の幼馴染みキャラのアシストを勘違いしたのも無理はない。
まあ、彼女のアシスト自体があまり上手ではなかったのも混乱を招いた原因ではあるが。
アレクの想いは明記されていなかったとはいえ、読者側にはバレバレな状態だったので、リディアナがいつ彼に素直になるのか、苦しい片思いの過程も含めて拝読。
居候先の某キャラにはイライラさせられたけれども。
何なんだ、あの勘違い野郎はという(言葉が悪い)
彼にはしっかり再教育の場が設けられたようでよかった。
ただ前作に比べると今回の悪役キャラへの断罪は軽かったように思う。
前作はそこまでせんでも……という感じだったから。