あらすじ
家族から虐げられていたノエルは、姉に殺されかけたことをきっかけに魔法の才能が芽生え、結界を張れるようになったことで、死を免れた。彼女は虐待をしてくる家族から逃れるために、奨学金をもらって寮生活をすべく国立学園を受験するが、その入試で披露した“卵に結界を張る”という得意技が、自分の運命を大きく変えることになり……。
厳しい家庭環境の中、めげずに生き抜く令嬢の逆転劇、ここに開幕!※第10回ネット小説大賞受賞作
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魔女さんの伝説も良かった
とても面白かった❗辛くてもがんばって自分で未来をつかみとって、進んだ先での出会いが更に自分を守る縁で、道しるべで、愛だった。
国神の加護で縛られてしまうことが不幸ではないかとちょっと思ったりもしますが、魔力や属性が国神の加護なら、その恩恵を受けているから、ある意味縛りは不可避かな?どうだろう、難しいね。
国神
魔導士が祖でそれを土地神が認めて興した国なのだから、魔導士や魔力が重視されるのはもっともだと思う。それを王家自体がいいかげんなのだから、国神に愛想つかれても仕方がない。でも、最後のチャンスをくれた。王様はダメダメだったけど、周りが団結してチャンスを掴んだ。
これからもっと子をもうけてもらって、国のあちこちに配して、そこからまた魔力持ちの子を増やしていくようにするのかな?
離縁上等
本当にどうしようもなくひどい家族でした。主人公は逃げて正解だったと思います。
理不尽に暴力を振るわれてなんて、心が荒みますものね〜。
努力の甲斐あって魔術をおさめ、幸せになれたその後のお話もなかなか面白かったです。
サリエルとルシアンの父子の方が、未来を感じさせて楽しみになったかも。
タイトルがしっくりこないです。
そういう話じゃないというか、なんか色々違う感じ。
実際に神様の加護が力であらわれる国。
神様の意に背き、神様を敬わないと没落、急死、病死・・・。
国の成り立ちからしてちょっと特殊なので、
王様と王妃様の役割というか立ち位置もちょっと普通とは違う感じだし、
神様の意に沿う様に暮らせばこの国は無敵なのでは。
匿名
タイトルって難しい
虐げられていた妹が、実は救国の魔導士であり、彼女を見出し、庇い、守ってきた教師が実は、、、というお話でした。登場キャラも多くはなりすぎることなく、まとまったお話だと思います。国神様という存在があり、国の行末をも左右するというのはどうかなと思いますが、全体的には読みやすかったかなと思います。ただ、タイトルがちょっと。長いタイトルの本は多いですが、その分、タイトルだけでわかってしまう部分も多いし。素敵なタイトルだとそれだけでも読みたくなるんですけど。