あらすじ
母親を亡くしたばかりの少女ナツメ・ヒルブライト。優しい父親や友達に囲まれながらも、母親がいない誕生日を迎えることに寂しさを覚えていた。そんなある日、ひょんなことから魔界の王子と名乗る少年ユピテルと、そのメイドであるという美女グランスと出会うことになり――!?『人外さんの嫁』の人気コンビが最新作がはやくもコミックスになりました！おまけ漫画『闇メイド、朝活をする』やカバー下、口絵など描きおろしも多数収録です♪
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ファンタジー物
タイトルと表紙絵に何故か惹かれて読んでみた。
あまり読んだことのないファンタジーの物語で面白いと思った。
世界観が独特で、闇のレシピなるものがなんとも不思議な演出として使われている。
仄々とした感じがするのだけれど、物語の根底に深さと重みを感じました。
魔界のから魂出稼ぎに来たユピテルくん。チカラが足りないとミニマムになってくのかわいい。
そしてお付きのメイドが闇の魔女グランス（すごいでかい）が怪しすぎるが、万能すぎてまるでドラ◯もんのドラ◯ちゃんのよう。
魂もらう契約相手もお子様達なのでハートフルなんだかゴシックホラーなんだかわからんが面白かった。
悪魔ユピテル君とグランスさん
ユピテル君、普段はちょっと舌っ足らずな男の子ですが、れっきとした悪魔のようです。ただし12子なので、途中で出てきたすぐ上のお姉さんとかにも、あまり敵わなさそうです。
闇メイドのグランスさんがちょっとひみつ道具的なものも使って子どもたちの悩みを解決したり、あるいは迷っている魂を助けたりと、色々してくれています。
最後ガイア・グランスの対決とかも気になる作品で、健気なナツメさんも良いです。
シリーズ作品レビュー
