あらすじ
心に秘めていた想いを互いに打ち明け、更に仲を深めたミスリルとアルフリード。二人は結婚報告のためミスリルの故郷・リルファーデ子爵領へと向かうことに!幼い頃からミスリルを知る領地民たちは、あまりにイケメンな婚約者を連れて来たことに驚きつつ心から祝福してくれる。しかし、幼馴染のリドだけは結婚に猛反対で……
『俺はあなたを婚約者として認めない』
『いいでしょう。この決闘、お受けします』
ミスリルを巡って、男同士の闘いが始まる――!?
感情タグBEST3
良かったなあと
新刊が出たので、最初から読み直しました。どんなことがあっても笑顔と身体強化で乗り切ってきたミスリルちゃん、同じく王家に生まれながら呪いを受けて感情を忘れたアル。そんな二人を見守ってきた周囲の人達。いろいろあったけど、幸せになって良かったなぁと思います。読んでいて、とても幸せな気持ちになりました。
匿名
ミスリルとアルフリードのお互いを大切に想い合う姿にこちらまで幸せな気持ちになりました。
たとえこれからまた何か事件が起きても、2人なら絶対大丈夫だろうなと思いました。
幸せな結婚式でした
ミスリルのカラッとした気性が気持ち良く、アルフリードが彼女にベタ惚れなのが微笑ましくて幸せな気分になれます。
親友のアリエラも初恋の年上の君と再会できていい感じ。
ようやく二人が結婚。ヒロインの元気と笑顔につられて周囲の人たちにも幸せのおすそわけって感じです。
そういえば、この巻にきて初めて魔物との戦闘がありましたね。
騎士団はあるもののこれまであまり魔物の脅威を感じなかったので、ちゃんといるんだ、と思いました。
とはいえ戦闘の緊張感はあまりなかったけど。
このシリーズは普段の騎士団の活躍ぶりがあまりないので、次巻あたりに期待かな。
アルフリードも結婚して大分表情が出てきたので、大きな戦闘があると呪いもバレるかも?
それはそれで面白そうだと思うけどな。
安定した物語。
ヒーローの溺愛っぷりも、安定。
素敵な結婚式でした。
でも、余りにも安定しすぎて、ちょっとダラダラしてきた気がします。
残念ですが。
あっという間に読み終わってしまったー。
そんなに大きなトラブルもなく、幸せになっていくラブラブな二人を眺めるのは楽しい。楽しいけれども、もう少し物語に波が欲しいかなーと思いました。
匿名
せっかくの設定達が…
正直、えっ?!新天地で出会った良い男と幸せな結婚をするだけのストーリーで終わるん?というのが素直な感想です。
主人公が現代の記憶がある転生者っていう王道の設定なのに、主人公のお仕事好きな性格の説明の一つと、ちょっとした小話に添え物として出されただけっていうのが勿体ないなぁと…
ミスリルの名に違わない強靭なハートという設定も、3巻までに起こった出来事が大したことなさすぎて活かしきれてないと思いました。
相手役に課せられた呪いも良さげなのに、感情を出す出さない、婚約破棄されるだのされないだのの要因にしか使われないだなんて…!
せっかく盛りに盛った設定達だったのだから、もっとこう活用していただきたかったです…
もし続きがあって、設定を活かしまくった歯ごたえのあるストーリーを出してもらえたなら、星も増えるのですが。
この手の話を初めて読む人には良いかもしれませんが、揺さぶり皆無のハッピーエンドしか望まないってポリシーじゃなければ、何冊も読む人には物足りなさすぎると思います。