あらすじ
幼い姿の雄龍・碧童(へきどう)は、美しき雌虎・白麗(はくれい)と旅をしていた。
碧童が自らの生みの母・深翠(しんすい)に連れ去られるまでは――。
龍という絶滅寸前の種を護るため、碧童に子作りを求める深翠。
白麗の存在を盾に取られ、碧童が下す決断とは?
龍、虎、豹、鷹。寿命の異なる生きものたちの旅は、西へ、西へ。
美麗な線画と他に類を見ない世界観で多くの読者を虜にしている異類ファンタジー旅譚。
第4巻では、大迫力のキャラクターたちがぞくぞく登場!
大好評描き下ろしおまけもたっぷり収録です。
感情タグBEST3
匿名
かわいすぎる
ヘキドウがいつもツンデレ全開なのに、最後のおまけシーンで、髪を切ったのを見て素直に可愛いとか言えちゃってるあたりにキュンとした
絵が綺麗
動物の絵がめっちゃ上手!!
龍って架空動物だけど、想像での動きの表現とか擬人化と動物本体の使い分けが絶妙ですき!
新登場の擬人化が出てくるとどんな動物か想像するのが読んでて楽しい。ゾウの鼻の感じとか色彩感が解釈一致すぎてすごい!
どんどん深淵に向かい物語が混沌としてきました。白虎と青龍の辿り着く先が気になって仕方ありません。
それから東と西では何が違うのか、早く長老さんに出てきて貰いたいです。
知性ある野生
この漫画は自然世界の動物たちを擬人化して美しく、また厳しさも併せて描いている。キャラクターは動物的なのだが、コミュニケーションをとり、悩み考える知性があるところが人間的で魅力的!
4巻に関して言えば、深翠襲来は意外に穏便に収束するも、龍の衰退については謎が深まる形に…。今度は象を始めとした巨大草食動物たちが登場。確かにこれまで肉食動物中心だったからね。どんな交流になるのか楽しみ。
碧童白麗+黄牙しか勝たん
4巻はたくさんの新キャラが出て、わちゃわちゃ活気があって楽しかったです。種族らしさがしっかりでてて、色んな動物の獣人化を見るのも楽しみです。白麗たちの旅も続くし、このパーティ?群れしか勝たん!描き下ろし番外編はとても沁みました。
前巻の深翠の行動(子孫を残す為に自分の子とも交尾を求めること)に近親的なものを感じてショックを受けてたので、深翠と碧童の場面は今回も身構えて読んでたけど描写はフラットだったので私には読みやすくて良かったです。碧童の気持ちが伝わって来て苦しかったけど、白麗の事を諦めてない碧童に2匹の確たるものを感じて感動しました。