あらすじ
幼い姿の雄龍・碧童(へきどう)と、美しき雌虎・白麗(はくれい)は旅をしている。
その目的は、寿命の違う龍と虎が、ともに生きられる方法を探すこと。
獲物と捕食者の関係だったはずが、いつしかお互いを必要としていた二匹。
その旅路に、碧童を狙う雌龍・深翠(しんすい)の追跡が迫る――!
美麗な線画と他に類を見ない世界観で、多くの読者を虜にしている異類ファンタジー旅譚。
躍動感のあるアクションも見どころな、第参巻!
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碧童と白麗しか勝たん
別の龍の番の話は儚くも素敵でした。
龍と他種動物の異種愛の切なさと一途な愛の尊さを描いた話ですが、寿命の差の問題は碧童は諦めてない。それが頼もしいです。
おまけ漫画含めて200ページを超える読み応えたっぷりでしたが、ラストの碧童ママ深翠の登場からの展開でしばらくフリーズしてしまった。
この作品の魅力であり深みを与えてる要素の一つに、野生動物の生態又は本能をリアルに描写している点がありますが、読者の私は人間なのでその常識からすると深翠の行動は今回がもっともショックなものでした。