あらすじ
獣医師一年目の芹澤碧人には幼い頃から動物の言葉がわかる不思議な能力があった。だがある日、患畜を助けようとして事故に遭い、気づけば深い森の奥――竜族の住む異世界に転移していた。美しい人型の竜コンラートに保護された碧人は、まるで赤ちゃんのように慈しまれ溺愛されてしまう。コンラートは親を失くしたり傷ついたりした子竜たちを保護するコロニーを管理しており、やがて碧人もその手伝いをしたいと願うようになるが…。
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終始甘々
設定は面白く、異世界に飛ばされ
コンラートと意思疎通出来なかった辺りは
面白かったです。
ただ、心情の変化に関して
唐突だったり、説明口調で
入り込み難いのが残念
カフェはそんなに出てこない
転移した先で保護してくれた竜人×獣医師
非常に盛りだくさんな内容です。異世界転移、孤児院、ドラゴンカフェ、医療、戦争、王位継承争いなどなど…
いわゆるトラック転移でやってきたのは竜の世界。主人公は森を彷徨っていたところを、攻めであるドラゴンに攫われます。青く美しいドラゴンは大柄な美しい人間に変身、たどたどしいカタコトでなんと育児をはじめます。
赤ちゃん扱いされ戸惑う主人公。しかし優しく愛情深い攻めにお世話されるのはどこまでも心地よく、ほだされてしまうのでした。
この赤ちゃん(ペット?)扱いというのがかなりツボ!
受けの仕草にいちいち反応してカワイイカワイイと喜び慈しむ攻め。お風呂に入れられ全身洗われ、ご飯をアーンしてもらい寝かしつけられる。
この先どんな過程を経てラブになるのかワクワクしながら読みました。
あとタイトルにもなっているドラゴンカフェはメインではない印象を受けました。どっちかというと医療の方じゃないかな?
受の能力が高い
最後まで読んで思ったことは、受の獣医師が冷静で行動力もあり、頭も良くて料理もうまい、、と言うハイスペックだったなぁ、という感想。
人間の世界にいた時は動物の言葉が分かり、異世界に行ってもその能力は健在。そもそも召喚されてきた選ばれた存在。
そりゃ、この異世界で大活躍するよねー。という、安心感のある話でした。天然キャラでもなく、脱線する動きもなく。作者様のドラゴン愛に溢れた話だなぁと、思いました。私もドラゴン好きです。