あらすじ
エフレニー公爵家の養女となり、ついに地位を手に入れたローズモンド。
だがそれにとどまらず、パトリツィアに不妊の疑いをかけ、自身が側室にふさわしいと公言する。
そう――すべては彼女の計画通りであった。
そんなローズモンドへはもちろん、
共謀していた皇帝ルシオに対しても軽蔑と憎悪を向けるパトリツィア。
深い悲しみと絶望の果てに待ち受けるのは……。
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Posted by ブクログ
建国祭開始。公爵の情婦とローズモンドが何やら関係している。夫人と公爵も何か絡んでいるようだったが、公爵一家は何をしているのだろう。やけにパトリツィアに子犬のように懐いているルシオ。初期のルシオはどこに?貴族たちの前で堂々とバトルを繰り広げるパトリツィアとローズモンド。皇帝の気持ちがパトリツィアに向きつつあるのを感じ取って、過去を突きつけて嘯くローズモンドに皇帝も歯が立たない。ローズモンドもどこか開き直りな様子。不妊と判明し計画が全て崩れてしまうパトリツィア。次なる手は?そして率直に愛を告げているのに頑なに避け続けるペトロニア。どうしてそこまで拒むのだろう。前巻から絵柄が水彩画調になって、キャラクター達の顔つきも変わっている。次巻にも期待。