あらすじ
店を畳む決意をしたパン屋の父と私。引退後の計画も立てていたのに、最後の営業が予想外の評判を呼んでしまい――。日常から外れていく不穏とユーモア。今村ワールド全開の作品集!
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Posted by ブクログ
「むらさきのスカートの女」を読んで以来2冊目の今村夏子さん。やはり不思議ワールドで、「世にも奇妙な物語」っぽい。「それで真相は?」と思っても答えは書かれておらず、「なんだったんだろう」と読み終わった後ぼーっとする。読者の想像力に任せるということだろうか、絶妙だ。
登場人物はみな孤独なようでいて人と繋がっているのがほっとさせられるところだ。
Posted by ブクログ
日常のちょっとした気になる状況に出くわした主人公たちが、とんでもない行動をしていく。そのとんでもない行動がどうなるかを…ほっておいて、とんでもない行動をただ読まされる短編集。こういうちょっと変なヤツの変な行動を写実するっていう手法で純文学を成り立たせることもきできるのかぁ。
周りにも変なヤツはいる。SNSで妻と娘を愛してるモード全開の投稿をしてるのに、複数の女性をストーカーしてるヤツとか(捕まれ!)、仮装登山投稿でファンを獲得しておいて、突然関係のない不幸話を投稿して視聴者を混乱させるユーチューバーとか、失恋した友人の肩を持ったまでは良いが、あまりにもしつこく振った相手を攻撃して、肩を持った友人にまで避けられてるヤツとか…。
俺もきっと変なヤツなんだろう。文章を上手にかければ、そいつらを交えた自伝を描けば俺も小説家に…(なれるわけがない)