【感想・ネタバレ】ホテル・メッツァペウラへようこそ 6巻のレビュー

あらすじ

舞台は白夜とオーロラの国フィンランド・ラップランド地方。
慣れない土地で、母親を探しながらホテルマンとして働く青年ジュンの噂は
小さな村に広まり、同世代の若者が集まってきて!?

ジュンとアトスの友情を軸に描かれる、真冬のフィンランド。その暮らし。

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フィンランド・ラップランド地方の町はずれで老紳士たちが営む小さなホテル”メッツァペウラ”。
吹雪の中ジュンと名乗る謎の日本人少年が現れます。
全身和彫りの入れ墨が入った彼はどうにもワケアリのようで…。
放っておけないアードルフは一緒にホテルで働かないかと持ち掛けます。
行き場のないジュンは、ホテルマン・アードルフとコックのクスタと共にホテル”メッツァペウラ”での生活をスタートさせます。

日本の施設で育ち、フィンランド人の血をひいているジュン。
フィンランドを訪れたのも自身のルーツを探るためなのかもしれませんが、まだ多くの謎に包まれています。
日本で世話になっていた「先生」と慕うヤクザの影響なのか全身に入れ墨が入っていますが、性格は素直でとても真面目。
それ故に、何故彼が何も持たずメッツァペウラに辿り着いたのか、今後どうなっていくのかが気になるところ。

ジュンの謎も気になりますが、ワケアリの彼をそのまま受け入れてくれたホテル・メッツァペウラの老紳士ふたりも魅力的。
言葉がぶっきらぼうで一見怖そうに見えるクスタですが、誰よりもジュンを心配しています。
突然訪れたジュンと一緒にサウナ(フィンランド式サウナ!!)に入り言葉ではなく行動で打ち解けようとしたり、不器用なところに職人気質を感じます。
THEホテルマン!といった感じのアードルフも、ジュンの人間性を見抜いた人。
しかも元軍人という過去も気になります。

フィンランドの雪深いホテルを舞台にしながら、心がじんわりと温かくなる物語です。
雪どけと共にジュンの心の中の雪もとけて欲しいと願わずにいられません。

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ネタバレ 購入済み

初めてのおつかい

ジュン君の初めてのおつかい。
雪かきと称しての探し物。

アードルフさんと、クスタさんの柔らかく暖かい見守りは変わらず。
そこに筋トレマニアのアトス君を始めとした、若者たちが加わって、どんどんと世界が広がってゆく。

彼自身の探し物にたどり着けるといいな。

#胸キュン #癒やされる

0
2025年02月03日

匿名

ネタバレ 購入済み

フィンランドの色々がたくさん

 今巻もとても面白かったです。日常を描いてはいるのだけれど、その中のひとりひとりが抱える個別の事情が、丁寧だけれどもサラサラと描かれています。その人にとっての日常として。それが重くなくて読みやすいです。

#共感する #深い #タメになる

0
2025年01月25日

io

ネタバレ 購入済み

フィンランドライフ若者編

同世代(少し年上)の友人たちとの交流が楽しそうなジュンです。イケオジ2人と一緒の物語も素敵ですが、やはり年齢の近い友人は良いなと思います。
次回はトナカイレースにチャレンジするジュン。帰国の期限が近づいていますが、ジュンには色々な経験をしてほしいですね。(なんか親目線ww)

#カッコいい #感動する #ハッピー

0
2025年01月17日

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