あらすじ
声が小さいことがコンプレックスの小森さんと、いつも大声で話してしまう大林くん。
性格は正反対ながらお互いのことが気になっているふたりのやり取りは、やっぱりちょっとズレていて……?
すれ違ったりドキッとしたり、青春いっぱいのやきもきラブコメディ! 分冊版第1弾。
感情タグBEST3
シンプルな設定
タイトル通りのシンプルな設定で、同じような話が長く続いたら読み続けられる自信はないけれど、今のところは楽しめています。音声機能のような声が大きいと起きてしまうことのようなネタ他にもあるかな
かわいいカワイイかわいい
表紙のふたりも、漫画の中の雰囲気も、全部かわいい。
この漫画の持ちネタは、単純にタイトルのまんま「声が大きい男子」と「声が小さい女子」が登場しますよ、ってだけ。
なのに全然、読んでて飽きない。
1話が4ページ構成だから、起承転結と場面転換が次々に起こるからかな。
1話毎の内容は、この漫画の持ちネタをひたすら繰り返すのみ(笑)。
でも話によって場所も違うし(教室内、校舎の外、街のお店など)、時間帯も違うから(朝の登校時間、授業中、放課後、夜など)、ふたりが交わす会話の内容も、声の大きさの違いがもたらす結果も、毎回変わる。
変わらないのは、どの話を読んでも常にほんわかした優しい雰囲気を感じられること。
4コマ漫画みたいにオチがある訳じゃないけど、読むたびにちょっと笑ってちょっと癒やされる。
ただ自分は分冊版しか読んでいないので、単行本版でこの繰り返しを延々と読み続けたらどんな感想を抱くのか分からないけど(笑)、でも表紙のふたりのやり取りがかわいいから分冊版よりももっと癒やされるかも。
大林くんの大きな声にクラスメートのアプリまで反応してしまうのが笑っちゃいます。反省しても、すぐ大きな声で話しちゃう大林くんがかわいいです。
実在感がない
声が小さいという特徴と他の特徴がアンバランスに感じた。例えば声の小さい人はもう少し体の動きも小さいのではと思うが…。記号的な特徴ではなく、一人の人として作り込んでほしい。
絵はとても綺麗。