【感想・ネタバレ】弁護士・亜蘭陸法は漫画家になりたい 3のレビュー

ゆうきまひろ / 武村勇治

狙われた映画産業…話題のファスト映画編

漫画家になりたいと夢見るスゴ腕弁護士、亜蘭陸法（あらん・りくのり）は
念願叶って超多忙な漫画家・凄久（すごひさ）先生の作画アシスタントになった。
絵がめちゃくちゃ下手で全然役に立てない亜蘭だが、
海賊版サイト「漫画谷」を閉鎖に追い込むなど、日夜、漫画のために戦っている。

ある日、凄久先生の漫画を映画化したいという話が舞い込んだ。
長年の夢が叶うと喜ぶ先生だったが……

今度の標的は「映画」！！

長編を短く編集して動画サイトにアップする「ファスト映画」に苦しめられる映画業界を亜蘭が救う！！

[ブクログ · ★★★★★]

　３巻なので基本構造は割愛。
　虐待動画の解決編からファスト映画編に突入。
　いつものようにコメディ要素を散りばめながら法律物のツボを押さえた展開は安心して楽しめる。
　…ので、映画ファン視点からの漠然とした感想を…。
　映画ファンは、観ないと思うんだよね。
　感動は映画で味わいたいから、自分の楽しみを守るためにネタバレ情報は耳に入らないように努力するのが映画好き。
　だから、ここでのアレは映画ファン以外の層に付いての話題という事になる。
　映画業界の収入を支えているのは映画ファンでは無い層なんだなと…。