【感想・ネタバレ】弁護士・亜蘭陸法は漫画家になりたい 2のレビュー

あらすじ

この男がいれば、日本の漫画は大丈夫!!

いつか漫画家になりたいと夢見る凄腕弁護士、亜蘭陸法(あらん・りくのり)は念願叶って超多忙な漫画家・凄久(すごひさ)先生の作画アシスタントになった。

絵がめちゃくちゃ下手で全然役に立てない亜蘭だが、そこで違法アップロードサイト「漫画谷」に苦しめられている漫画家の姿を知る。

「漫画家を苦しめ、作品やキャラクターを短命に追いやる奴らは許せない!」
くるおしいまでの漫画愛に満ちた亜蘭は、世界を股にかけてみごと運営者を特定し、サイトを閉鎖においやったのであった。
凄久先生に情熱を買われ、アシスタント業を続けられることになった亜蘭。
今度は隣家の騒音に悩まされ執筆が進まない先生を救うために、問題解決へと乗り出した。
訪れた先で居座っていた男に話を聞くと、SNSで「お金配り投稿」へ応募したことがわかりーー…
今度の敵は「お金配り詐欺・半グレ軍団」!!

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Posted by ブクログ

 タイトル通り漫画家になりたい超絶弁護士が、その漫画愛を糧に漫画の敵を討つ…けれど、画力はボロボロ譚第2巻。
 前巻の騒音問題の延長戦で黒幕を探り余罪を突き詰め…の話と、漫画家の卵仲間絡みで虐待動画系の話。
 漫画的なデフォルメを最大限に活かしたコメディを視野に入れつつ、弁護士な原作者が法律的な面白さをエンターテイメントの文法でしっかり詰め込んだ確かな骨格により、リーガルエンターテイメントが安定した形で完成されている印象。
 漫画的に部分とシリアスの具合が、作品の個性となっていて他にないバランスが面白い。

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2022年05月11日

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