【感想・ネタバレ】ある魔女が死ぬまで -終わりの言葉と始まりの涙-のレビュー

あらすじ

★2025年TVアニメ化決定★
★電撃の新文芸2周年記念コンテスト〈熱い師弟関係〉部門 大賞★

「お前、あと一年で死ぬよ、呪いのせいでね」
「は?」

十七歳の誕生日。見習い魔女のメグは、師である永年の魔女ファウストから余命宣告を受ける。呪いを解く方法は、人の嬉し涙を千粒集めて『命の種』を生み出すことだけ。メグは涙を集めるため、閉じていた自分の世界を広げ、たくさんの人と関わっていく。出会い、別れ、友情、愛情――そして、涙。たくさんの想いを受け取り約束を誓ったその先で、メグは魔女として大切なことを学び、そして師が自分に授けようとするものに気づいていく。

「私、全然お師匠様に恩返しできてない。だから、まだ――」

明るく愉快で少し切ない、魔女の師弟が送るひととせの物語。

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余命1年の見習い魔女が織り成す、ほっこりハートフルファンタジー!

17歳の誕生日に、師匠から呪いによる余命を告げられる主人公・メグ。
“命の種”を使い、不死になることで呪いからは逃れられるが、それには人々の嬉し涙1000粒が必要だった。

日々嬉し涙集めに奔走するメグは、様々な人と関わり、想いに触れる中で魔女として成長していく。
そうこれは、未熟な見習い魔女・メグの成長譚でもあるのだ。

天真爛漫なポジティブおばけでありながら、口の悪さとおっさんくささを併せ持つ、メグの生き生きとしたキャラクター性も本作の魅力。

どうしようもない結末に涙せずにはいられない場面もあり、同時に優しさや希望を感じさせるものも。
心に残る余韻を求める方におすすめの一作。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

世界的にも有名な七賢人という7人の魔女。

その中でもトップクラスと言われるファウストの弟子メグ・ラズベリー

少々クチが悪く、おっさんのような言葉が出ることもある17歳の魔女だけど、人を惹きつけ、幸せを与える魅力を持っています。それは魔女としてというよりも人として。

師匠ファウスト、最初は魔女というだけで街では近づき難い存在だった。だけどメグが街の人とファウストの架け橋となり、師弟魔女はいつしか街に必要な存在に。

そんな時、師ファウストから呪いのため余命はあと一年であることを宣告されるメグ。

呪いの解くための行動がそこから始まるわけですが、以降、魔女として人としての成長が見られるストーリーです。

何気なく手にとって買ってみた本だったけど凄く面白かった。

続編も是非出してほしい。

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2022年02月08日

Posted by ブクログ

アニメを観てたら原作小説があるということで読んでみた。主人公が死ぬのが決まっているのは面白い設定だと思いました。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

この本の一番の魅力はやはり師匠とメグちゃんの感情や想いで、すごく感動してしまいました。ぜひ読んでみてほしい話です。

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2024年12月21日

購入済み

今こそ映像化するべき作品

現代の英国の田舎町を舞台にしたと思われる舞台設定で魔法が有るちょっとだけ違う異世界の物語。
自分の死を予言された一人の魔女っ子が織り成す心温まるなんでもない日常の話。
殺伐とした異世界ものでは味わえないほのぼのとした何気ないが特別な日々は昔の魔女っ子アニメを思い出す。
(京アニやP.A.WORKS辺りで)アニメ化するべき事を勧める。

#胸キュン #ほのぼの #共感する

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2024年07月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者初読。KU。なんか流行ってるのかな?と思い試しに読んでみたらいい意味で裏切られた。面白いんだけどそれだけではなく、なんかすごく温かい物語。子供の道徳用に使ってもいいくらいの物語でした。「永年の魔女ファウスト」の弟子の魔女メグ・ラズベリーが住む街は英国風で携帯やパソコン、車もある現代風の世界で、口は悪いがとても前向きで親友からはポジティブモンスターと呼ばれる。そこで17歳の誕生日にお師匠から余命一年の死の宣告を受ける。山場みたいなものはないけど会話のテンポがよくスラスラ読める。続きが楽しみ。

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2025年06月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アニメ化で知った。スマホが普通に出てくるの、今どきだよね。
会話のテンポがいいからサクサク読めるけど主人公がめちゃくちゃ口が悪いから、そこで人を選ぶかなぁ。私は気にしなかった。多少引いたけど。

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2025年05月17日

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