あらすじ
芦屋の定食屋、ばんめし屋で働く海里のもとに、俳優時代の後輩・李英がやってきた。俳優修業で滞在していた関西から、東京に帰ることになったという。しかしばんめし屋での送別会の当日、李英は現れず……
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Posted by ブクログ
ロイドがいちいちいいこと言うんですわ。ほんと上等な眼鏡です。
李英くんの受難は辛すぎるけど、前を向こうとしていく過程がとてもよかった。
良かった。良かった。
李英の手術も無事終わり、術後の経過も良好のようで、とにかく、良かった。良かった。
海里が、一言、朗読劇に参加した、「いつまででも、勝手に、君を待っているよ。」も、良かった。先に亡くなったお爺さんが、お婆さんに言った最期の言葉。しみじみと、心に染みた。その後のお婆さんの言葉も、良いなぁ。
Posted by ブクログ
今冊は少し短かったのかな?
かなり速く読み終えた感がある。
テーマがひとつに絞られていたために
さらりと読めたからかもしれない。
2つの気がかり(期待?)を残している。
夏神の師匠 船倉はもしや…これからも
どこかのタイミングで現れるのだろうか。
李英は退院後 どんな人生を歩むのだろうか。
そうしてこれは気がかりなどという
軽い言葉では言い表せないが
李英とその母の幸せは…どのような形で
実を結ぶのだろうか。
この物語には初刊からずっと付き添ってきた。
みんなが幸せになってほしい。
私だけの我儘で 私の勝手な思いではあるが。
Posted by ブクログ
内容は物凄くシンプル
漸く努力が報われようとしていた後輩が心臓病を患い、肉体的にも精神的にもヤバイ感じになったけど、海里や周囲の支えが有って、何とかなった
けど、そこを丁寧な感情描写で、盛り上げる所は流石かな。
Posted by ブクログ
今回は、思わぬ展開になってハラハラしたけど、「最後の晩ごはん」の出番はなし。
うん。よかった。
朗読の場面も少なく、ばんめし屋の面々と李英がメインで、このシリーズでは久々に読み応えがあった。