あらすじ
爽良(そら)が、ちょっと不思議な洋館アパート鳳銘館(ほうめいかん)の管理人になって初めて、新しい住人が入居することに!
それは管理人代理を務める御堂吏(みどう・つかさ)の従妹の碧(あおい)。
碧はグラフィックデザイナーの仕事をしており、個性的な美人だが案外気さくなさっぱりとした人柄で、爽良は安堵する。
だが御堂とは霊への対処をめぐって壁が残ったまま。
幼馴染の礼央(れお)とも、彼から意味深な接触を受けて以来、爽良は上手く話せずに、避けがちになってしまっていた。
そんな折、碧が心霊絡みの仕事を手伝っている寺から、大量の雛人形を鳳銘館に持ち込んできた。
雛人形の中の1体に、霊が潜んでいるがなかなかその尻尾を掴ませない。
なんとか、その霊を見つけ出して捕まえたいというのだが、爽良は霊に翻弄されてしまう。
さらに、碧と礼央が話す姿を見て、なぜか胸が苦しくなって……?
ときめいてほろりと泣けるオカルト成長物語、じれったい幼馴染の関係が大きく動き出す第4巻!
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匿名
よかった
そらの成長に感動。大切な人がいると頑張れるんだなって、改めて思った。その過程で、礼央や御堂との関係が少しずつ修復して安心した。読み終わってホッとしました。
怖い
夜、読むのは、怖い….….なのに、最後まで読みたくて、読んでしまう。動く雛人形なんて、想像したくもない….….けれど、想像してしまって、怖くなる。
Posted by ブクログ
表紙!!!!!!手を繋いでる!?!?最高!!!
焦れったい2人の関係に変化があった巻でした。
新キャラで御堂さんの従妹の碧と礼央を見て、爽良に気持ちの変化が…。
今回はお雛様!
お内裏様( そういえば名前というか呼び方が違うらしいですね )がいないお雛様は少し怖い…。ただでさえ怖かったのに、動いて追いかけてくるし刀ぶん投げてくるしで半泣きで読みました。笑
いくら本物では無いとはいえ、刀ぶん投げてくるのはかなり恐怖…そりゃ礼央怒るよ。
そういえばうちの家のお雛様は私が子供の頃から仕舞っている所を見た事ない( 通年飾ってある )のだけれど、確実に婚期遅くなるどころじゃないですよね。笑
お母さんが自覚持ってやってる気がします。
礼央と爽良はゆっくりだけど近づいているのかな?今まで近すぎて気が付かなかったみたいですし、今後どうなるか楽しみです。
御堂さんのお母様のお話も今後しっかり絡んでくるのかな?不穏な気がしてもう既に怖い。笑