あらすじ
最近、青山幸喜の様子がおかしい。言葉の全てが強く正しく厳しく、怖い。聖書の教えを布教する怪しげな動画チャンネルも運営しているようだ。
佐々木るみは気づく。彼の目に宿る奇妙な光に……。
青山を案じ、調査に乗り出したるみは、彼の祖父が遺した手記を入手する。
戦後すぐの出雲、人々は目から黒い液体を垂れ流し「善くなった」と歓び、家々を覗き込んでは同じ“眼”を探す――。
青山を救う鍵はどこに!? るみはお荷物新米事務員・長尾アカリと共に、佐々木事務所最大の危機に立ち向かう!
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Posted by ブクログ
芦花公園先生のホラー描写って統失の言葉のサラダに似てるなぁって毎回思う。あとやっぱり俊彦と物部さんは最強。
前の巻で押し入れを失っても続きが出て嬉しい。
Posted by ブクログ
途中から怒涛の展開で読む手が止まらなかった。
不気味なホラーなのに読後感が爽やかなのも、気分が落ち込まなくていい。
それでいて少し不穏な終わり方をするのも、次回作に期待できて楽しい。
新キャラ?のアカリちゃんは良いキャラしてました。青山くんが不在(?)な中、作品の雰囲気を少し明るくしてくれます。
個人的にこのシリーズは共感できるキャラが少なかった中、多少共感できる部分もあるアカリちゃんには今後も活躍してほしいなと思います。
Posted by ブクログ
まず続編が出たことが嬉しい!
そして、新キャラも登場し、まだ続きそう。追加で嬉しい。無視力が強すぎるアカリちゃん、好きだ。頑張ってほしい。
作品の良心であった青山くんが遂に怪異に取り込まれる。
まさか2人の少女漫画シーンが見れるとは…良かったね、るみちゃん…
ぶっちゃけ前シリーズを読み返していないので細かな部分はほぼ忘れているのだが、前作でトラウマを乗り越えた(受け入れた)るみちゃんの強さが今作で感じられた気がして嬉しかった。青山君がいないと駄目や〜なところは逆に強調されたけど、ヒスっぽい脆さはやや補強されているというか。
また、新登場のアカリちゃんという第三者から見た彼女の良さが描かれていて、応援していた読者からすると嬉しい。
るみと青山、お互いにとっての存在の大きさを確認できた最新作。私は2人は恋仲でもそうでなくてもどっちでも良いのだが、ファンへのサービス巻だと思っている。
そしていつもの、困った時の片山敏彦と物部斉清。なんとかなれーッ!!面白いからヨシ!
ハッピーエンド(?)だね〜2人だけのハッピーオーラにあてられるアカリちゃんは可哀想だけれども〜…的なラストだけど、この作者さんだと漂う不穏が拭いきれない。安泰…なのか??
るみちゃんの能力がどうなったのかもよく分からず、個人的には色々と謎が残る。解釈は読者に任せる作風はいつも通り。続きはどう展開していくのだろう…
完結かと思われた前作で、青山君は深掘りあんまりされてないよな〜…と感じたのだが、今作でメインを張った結果、本当にただのめちゃくちゃいい人だった、と判明した。
そりゃあ好きな人には執着しちゃうよ(ただし犠牲にするのは自分)、という多少の人間味が足されたのみ。青山君レベルじゃないとるみちゃんは救えなかったのよね。
しかし彼みたいな人がいたら、私もアカリちゃんのように劣等感で心死にそうだわ。怪異なんていなくても、十分「完璧に善い」ですやん…
Posted by ブクログ
やっぱり面白い。
佐々木事務所シリーズは全て読んでいるけど、初めは普通に民族ホラーの小説として楽しめていたのが、どんどん物語性を帯びてきて怖さというより普通の小説を読んでいる気持ちになってきてしまったのが悲しい。
片山くんは現実にいたらぜひ一目みてみたいし、物部さんは安心感がすごくて、5巻通してどんどんキャラに対して愛着が湧いているなあと思う。
アカリちゃんも、霊的なものに対する能力は持っていなくても、見えない、感じない、素直というのが強いという書き方も面白かった。
続きが出たらまた買う。