あらすじ
強突く張りと悪名高い「死の森の魔女」。
その正体はお人好しで酒好きな年若い魔女リコリスだ。
ある日、国王ディルストから依頼を受ける。国内で若い女性ばかりが眠りから目覚めない怪事件が起きているらしい。
リコリスは王兄ゼルクトラ、使い魔ノアとともに調査を開始する。
けれどゼルクトラの冷酷な一面を見て、二人の関係に溝ができてしまう。
さらにラナンキュラスに攫われて、リコリスはどこかの屋敷に閉じ込められて――
「別に私は強くないわ」
ウィッチ・カプリチオ・ファンタジー、待望の第三巻。
感情タグBEST3
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スピンオフがもう読みたい
相変わらず美味しそうなお料理の数々▪▪▪可愛い妖精。
えっ▪▪▪という展開も盛り沢山でページをめくる手が止まりませんでした。
妖精の女王との取り引きやおばあちゃんの残した資料(秘薬のレシピ)どちらもリコリスへの愛に溢れていて読んでいるこっちまで心がじんわりと温かくなりました。
また、それを感じて森をどうするかの決断をするリコリスちゃん。決断後傍に居てくれる存在があって良かった。
思い切り泣けて良かった。いつの間にか沢山の人達に囲まれていたの彼女の姿にもうるうると来ました。
願わくば、森のご近所さんになった彼や、王兄とのその後や、ノアくんについて深く掘り下げてくれるもの、またディルストと彼の想い人のその後のエピソードなどを読みたいです。