あらすじ
強突く張りと悪名高い「死の森の魔女」。
その正体はお人好しで酒好きな年若い魔女リコリスだ。
ある日、国王ディルストから依頼を受ける。国内で若い女性ばかりが眠りから目覚めない怪事件が起きているらしい。
リコリスは王兄ゼルクトラ、使い魔ノアとともに調査を開始する。
けれどゼルクトラの冷酷な一面を見て、二人の関係に溝ができてしまう。
さらにラナンキュラスに攫われて、リコリスはどこかの屋敷に閉じ込められて――
「別に私は強くないわ」
ウィッチ・カプリチオ・ファンタジー、待望の第三巻。
感情タグBEST3
終わってしまったー
最後はちょっと難しかったかも。みんなそれぞれ嘘をついたり誤解をしたりしていて、それが、少しずつ分かっていって…。
想像以上にドロドロとした人間の慾望や、ひたすら耐えていた人たちの思い。全てが想像を絶する感じ。
そんな中、新しい仲間たちに癒されました。
ノアの謎は、まだ謎のままだったかな。
続き読みたい。
スピンオフがもう読みたい
相変わらず美味しそうなお料理の数々▪▪▪可愛い妖精。
えっ▪▪▪という展開も盛り沢山でページをめくる手が止まりませんでした。
妖精の女王との取り引きやおばあちゃんの残した資料(秘薬のレシピ)どちらもリコリスへの愛に溢れていて読んでいるこっちまで心がじんわりと温かくなりました。
また、それを感じて森をどうするかの決断をするリコリスちゃん。決断後傍に居てくれる存在があって良かった。
思い切り泣けて良かった。いつの間にか沢山の人達に囲まれていたの彼女の姿にもうるうると来ました。
願わくば、森のご近所さんになった彼や、王兄とのその後や、ノアくんについて深く掘り下げてくれるもの、またディルストと彼の想い人のその後のエピソードなどを読みたいです。
良い終わりでした。
1巻からの謎も解決し、まさしく大団円。
おばあちゃんはリコリスをとても愛していて、彼女ならきっと全てに辿り着けるし、その結果訪れる出来事についても大丈夫、答えを出せるとわかっていたのでしょうね。
強い愛情と信頼にグッときました。
今のリコリスの周りに仲間?が増えて良かった。
若いながら神話の魔女にまで昇格したリコリスの今後も賑やかになりそう。
機会があれば各キャラのスピンオフとか読みたいですね。