あらすじ
「死の森の魔女」ことリコリスのもとに、美しい少女が訪れる。けれど彼女はとんでもないやっかいごとを抱えていた。さらに宿敵レナルドと再会したリコリスは、彼の依頼で「人が消える」鉱山の調査をすることに――。
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魔女さん、ちょっとお酒飲みすぎよ~!っと、注意してあげたくなってしまうほど飲んでばかり。使い魔さんが見守ってくれているとは言え少々心配にもなります。今回の新たな登場人物である年下の魔女。こちらも、またまた随分と捻くれた性格をしてらっゃる。
ホントに周囲はヤバい人だらけ。
比較的まともだと思っていた使い魔がまさかの!!!
隠された過去は次巻で明らかになるのかしら?
ノアの正体
レナリスから魔女ラナンキュラスを通じて炭鉱鉱夫達の謎の失踪の探索依頼がくる。
レナリスはその美貌に心酔する魔女ラナンキュラスにリコリスの動向を報告させていた。
リコリスの功績を積み上げ周りに認めさせて自分の正妻にと目論むレナリス。
炭鉱にはドラゴンがおり、その魔力で時空の歪みが生じ行方不明者が出ていたことがわかる。
誘き出したドワーフと交渉して無事鉱夫たちを救出。
ノアの使い魔離れした力の一端がドラゴンとの対峙で明らかに。
ドラゴンの時空の歪みから過去のノアらしき人物とリコリスの祖母のやりとりも垣間見え。
無事解決して帰るが、そのドラゴンがリコリスを気に入り死の森に住み着くことに。
ドラゴン曰く、ノアのような危険な存在がリコリスの近くにいるのが心配だから見張るのだという。
リコリスの人柄に惹かれてまた1人(1匹)。
体を小さくしたドラゴンがあざとかわいい。
Posted by ブクログ
正直前巻は話の方向性がよくわからなかったのだけど、なるほど、タイトルはそういう意味かと納得できた巻。ラナンキュラスのリコリス評が実はだいぶ的確。その後のゼルクトラの指摘ももっとも。にしても、「いるだけ」の割にゼルクトラの発言が重要な転機になる場面が多く、妙に印象に残る。優秀な人物。
Posted by ブクログ
リコリスが一人の時に、凄腕の魔女が訪ねてきて、しかもなぜか攻撃的。
危機一髪なるも、リコリスに執着するレナルドと再会する羽目になる。
炭鉱でいなくなる人々を見つけるミッションに挑む。
真っ直ぐな性格が故に、いろんなことに巻き込まれるリコリス。やれやれ。
しかし、ノアとリコリスの絆は想像していたより強く、ちょっとホッとした。
リコリスの周りのドス黒い人々よ、少しは自重せよ…
ノア…魔王みがすぎる。カッコ良
ドラゴンと対峙した時のノアがめちゃくちゃ好みだったー!!
そして2人の強い信頼関係。これはゼルクトラもレナルドも敵いませんわ。
レナルド曰く、誰でも懐に入れちゃうリコリスがドラゴンまで取り込んで、これは更に賑やかになりそうですね。
ただ、リコリス好き界隈だけで無く、レナルドを尊崇してる魔女も相当歪んでたので、周囲が病みキャラばかりで若干の食傷気味なのと、ドラゴンの花嫁に乞われたところで、ゼルクトラがリコリスの意思を尊重キャラを発動させたのはさすがにイラッとした。
いや、それは全力で止めにいきなさいよ。